馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

りぼん

「ハニーレモンソーダ」祝・実写映画化!20年りぼんを読んできた私の率直な感想、キャスト(ラウール、吉川愛)も注目!

祝・実写映画化決定!「りぼん」の看板マンガ「ハニーレモンソーダ」にとって明るい話題です。テラスモール湘南やみなとみらいをロケ地に目撃情報、神奈川県を中心にエキストラ募集があったなどの噂がネット上であったそうですが、「ハニーレモンソーダ」だ…

【ネタバレあり注意】りぼん2020年7月号感想―酒井まゆ新連載「ハローイノセント」、香純裕子「古屋先生は杏ちゃんのモノ」最終回

ネタバレありですみませんが、本誌感想ゆえご容赦ください。本来、このブログは「りぼん」の感想を書くブログなんです。2000年2月号=中学1年から読んでいるので、もう20年ですね、途中1、2年中断はありましたが…新ブログ「読書で現役世代を元気にするブログ…

新世代台頭で誌面底上げ! りぼん感想(2016年7月号~2017年12月号)

とてつもなくざっくりとしたここ4年のりぼん感想(2012年11月号~2016年6月号)以来、1年ぶりとなってしまいました。おおざっくりとした概況を書いておきます。 8年位前、男女の恋愛がメインで描かれるマンガは今の「りぼん」にもはやほぼ無い状態から、学校…

とてつもなくざっくりとしたここ4年のりぼん感想(2012年11月号~2016年6月号)

りぼん2012年10月号感想以来のりぼん本誌の感想です。会社入って丸4年、結婚してそろそろ2年。りぼん本誌のブログ記事は超久々です。最近はもっぱらプロレスリング・ノアの観戦記ばかりですが、私は元々りぼんの漫画とプロレスが同じくらい好きなのです。…

酒井まゆ&春田なな 作品紹介&レビュー

昔大学時代のサークルの会誌に書いた酒井まゆ&春田なな両先生の作品のレビュー・ブックガイドです。2007年頃までの作品についてです。 □─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─□ あえて今回は、酒井まゆと春田ななの二人を取り上げる。なぜか?面白いからだ。面…

椎名あゆみ&高須賀由枝 作品紹介&レビュー、そして2003年前後のりぼんについて

2007年頃までの作品について、昔大学時代のサークルの会誌に書いた椎名あゆみ&高須賀由枝両先生の作品のレビュー・ブックガイドです。このお二方と絡めて2003年前後のりぼんについても振り返っています。 □─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─□ 椎名あゆみと…

小花美穂 既刊25冊レビュー

昔大学時代のサークルの会誌に書いた小花美穂先生の作品のレビュー・ブックガイドです。2007年頃までの25冊の作品についてです。 □─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─□ 今回は、90年代の「りぼん」を代表する連載陣の一翼を担った、小花美穂先生を紹介して…

酒井まゆ「シュガー*ソルジャー」第1巻、2巻、3巻、集英社

かっこいいメルアドの教え方として一時Twitterに 出回ってた画像の出典はこの作品だったりします。 あらすじをざっくりまとめると、2歳上の読者モデルを姉に持つ主人公如月真琴のコンプレックスと日々の逡巡を描きつつ、そんな主人公には文字どおり王子様に…

りぼん2012年10月号感想

この間はリボーンの感想でしたが、今回はりぼんの感想です。 2010年12月号以来の久々の感想記事です。ちゃんと読んでたのか?と思われるかもですが、読んでました。さすがに、大阪に来てからは購読しなくなりました。その代わり漫画喫茶で、ほかの雑誌ととも…

りぼん2009年11月号―2010年12月号感想

タイトルを見て、突っ込みたくなる気持は良くわかりますw おい!2年分もりぼん感想書いてないのかよ!サボってたのかよ!とおっしゃるのでしょう。そうですそのとおりです今の「りぼん」の発行部数と、私の「りぼん」購読史【ブログ3周年記念記事】という記…

「グッドモーニング・キス」第8巻、高須賀由枝、集英社

早いもので、このシリーズも第8巻。 冒頭の話は、職場の先輩たちに「結婚と恋愛は別」と、菜緒が言われて悩むのですが、なんやかんやで上原くんが目の前に現れればちゃんと収まる。六畳一間で肉なしカレーでもいいじゃないか。この安心感は、いつ読んでもい…

「ひよ恋」第5巻、雪丸もえ、集英社

「ひよ恋」もいよいよ5巻となり、りぼんの顔として定着してきた感がある。表紙になるサイクルもやや早めで、昨年は1,2,5,9,11,12月号の表紙を飾り、1年の半分が「ひよ恋」の表紙になっていた。作者を育てようという編集部の過保護気味の(?)親心が垣間見えて…

HIGH SCOREアニメ化と、4コマ漫画アニメ化の潮流について

書店で「HIGH SCORE」の最新刊が出ているのを見て、何気なく手に取ると帯にアニメ化とあった。今のりぼんでアニメ化しうる作品というと、「ひよ恋」か「HIGH SCORE」であろうと思っていたので、別段驚きはしなかった。また、以前から友人とりぼんのテコ入れ…

「ちとせetc.」第4巻、吉住渉、集英社

エッセイ目次 本のレビュー マンガ感想 吉住渉先生の45冊目のコミックスです。 5行でまとめるこれまでのあらすじ: ちとせは、幸翔(ゆきと)との一夏の恋から、彼を追い、小説家の兄を頼り沖縄から上京。しかし、幸翔には清綾という長年付き合っている彼女が…

「グッドモーニング・キス」第7巻、高須賀由枝、集英社

先日書いたとおり、最初に自分がりぼんを買っていたときは中学生で、「グッドモーニング・コール」の連載時期とほぼ重なる。上原くんも菜緒も中学生~高校生の時期に当たるので、作中の人物たちと同じように年をとった。 「グッドモーニング・キス」は大学生…

「ひよ恋」第4巻、雪丸もえ、集英社

先日久々に、りぼんについて言及しましたが、1年半も本誌の感想を書いていない分、コミックスのレビューで代替しようと思ってます。 第1巻と第2巻、第3巻では、ことさらひよりの可愛さが際立っていたが、第4巻でも相変わらず可愛らしい。遊園地での幸せなひ…

今の「りぼん」の発行部数と、私の「りぼん」購読史【ブログ3周年記念記事】

「りぼんよりもリボーンを読む人のほうが、今は多いのさ」とふざけて言っていた大学時代。りぼんの部数がその頃は40万部程度になり、リボーンは1巻あたり平均70万部ほどだったから、具体的な比較を一言で言い表せるセリフだ。りぼんの現状について、こんな言…

りぼんで番長漫画が始まった件:「まりもの花~最強武闘派小学生伝説~」第1巻 集英社りぼんマスコットコミックス、香純裕子、秋元康

もう1年半も書いていないりぼん感想ですが、先日ちょこっとだけ最近のりぼんをご紹介しました。その中で紹介した漫画が、ちょうどコミックス1巻が出たようなので、今日は画像も交えつつ紹介します。 その漫画とは、「まりもの花~最強武闘派小学生伝説~」 …

進撃の巨人がりぼんに進撃!?北斗の拳なみのカオスに… りぼん2011年3月号感想

もう1年半もりぼんの感想を書いていないので、その節は申し訳ないのですが、まだちゃんとりぼんは読んでます。直近のデータによれば、今やりぼんの部数は24万部だそうで、買わずに漫画喫茶で読むにはしのびない。 久しぶりにりぼん本誌を取り上げるわけです…

「桜姫華伝」第7巻、種村有菜、集英社

第5巻、第6巻につづいて、ジャンプ的な熱いバトル展開が続いています。互いの陣営で因縁の深い者同士が戦うといった感じで、これまであまり存在感のなかったキャラ、あるいは新キャラの過去にそんなことが!!と、驚きながら読んでいます。朝霧と右京、愛し…

「ひよ恋」 第3巻、雪丸もえ、集英社 +りぼん11月号付録アニメ版

「ひよ恋」の表紙を並べてみました。この1年間で半分の6回表紙になってます。編集部の露骨なプッシュですが、連載陣のバランスを取る意味でもこのくらい押し出すだけの価値はあると思える。昔の「りぼん」の雰囲気を残した作風と、表紙の雰囲気はある意味貴…

「ちとせetc.」第3巻、吉住渉、集英社

早いものでもう3巻目。コーラスでいろいろ連載していたときよりも吉住先生の筆致は生き生きとしているように思える。2巻での未遂事件から、3巻冒頭ではついに刃傷沙汰となり、ストーリー展開がいよいよ激しくなっているさまが伺える。やはり、漫画という…

春田ななマーガレット乱入、小花美穂「DeepClear」後編、槙ようこ・持田あき姉妹タッグ結成ー「Cookie10月号感想」

クッキー9月号に続いて、小花先生の「Deep Clear」が今度は後編。「こどものおもちゃ」と「Honey Bitter」のまさかのコラボなわけですが、意外とかみ合っていて面白い。やはり、こどちゃの主人公紗南の人柄によるところが大きいようだ(笑) 羽山の浮気調査…

種村有菜「桜姫華伝」第6巻、集英社

先月の5巻に続き、2か月連続の単行本刊行。種村先生は、モンハンの後はときメモGS3にはまってるそうで、恐るべき馬力です。 この巻は朝霧と右京の対決。小人の朝霧の正体は、前々から伏線めいたセリフが散見されましたが、いよいよ明らかに。対面した右京は…

「ひよ恋」第2巻、雪丸もえ、集英社

雑誌というのは、連載陣に多様性があるから面白い。かつて全盛期の「ガンガン」を読んでいたころ、800ページを読むのが毎月実に楽しみだった。その連載陣は男女半々で、内容も多岐にわたっていた。圧倒的な量の中に、質の違うバラエティーに富んだ作品が…

「桜姫華伝」第5巻、種村有菜、集英社

種村先生の馬力には昔から恐れ入るばかりである。今年も2話一挙掲載合計80ページをやってのけた。いつか、種村先生にはその仕事術と自由な発想力について、集英社新書から1冊刊行していただきたいと思う所存である。 さて、「桜姫華伝」の第5巻。桜姫の…

「HIGH SCORE」第9巻、津山ちなみ、集英社

152ページ中、約24ページがゴンちゃん、約16ページが「オヤジ女子高生☆モコ」…だと…大暴れだなf^^;それ以外は、ミッキー、大門先生、増田兄弟、香織と沙夜といったあたりが中心。政宗先輩や羽柴兄弟やえみか、きわづはやや影が薄く…なんにせよ、面白さに…

HIGH SCORE スペシャルFUNブック「HIGE SCORE」 、津山ちなみ、集英社

「HIGE SCORE」15周年を記念して、ファンブックが出ました。キャラもずいぶん増えたことだし、こういう体裁のファンブックが出るのはうれしい。書き下ろしも多く、読みごたえのある一冊でした。ロングインタビューや仕事場拝見など、定番の企画も面白い。だ…

高須賀由枝「グッドモーニング・キス」第5巻、集英社

高須賀由枝「グッドモーニング・キス」クッキー本誌掲載第1回 感想 「グッドモーニング・コール」の続編も早5巻です。 就職活動中の菜緒は48社に落ち、9月になっても内定が出ない。なんという、ない内定…数字が我々の学年にとってはかなりリアルです。確かに…

雪丸もえ「ひよ恋」 第1巻、集英社

光っている男は表紙にしたい!……じゃなかった、光っている新人は表紙にしたい! というわけで、2号連続で表紙になった雪丸もえ先生。りぼんの王道を感じさせる良い表紙です。うん、これだよこれ。 近頃のりぼんの表紙事情ですが、2号連続も種村先生や松本先…