馬車郎の私邸

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「ひよ恋」 第3巻、雪丸もえ、集英社 +りぼん11月号付録アニメ版

_SS500__SS500__SS500__SL500_AA300__SL500_AA300__SL500_AA300_「ひよ恋」の表紙を並べてみました。この1年間で半分の6回表紙になってます。編集部の露骨なプッシュですが、連載陣のバランスを取る意味でもこのくらい押し出すだけの価値はあると思える。昔の「りぼん」の雰囲気を残した作風と、表紙の雰囲気はある意味貴重だ。第1巻第2巻の紹介ではふざけて週刊プロレスの表紙と並べてみましたが、今回は今年6号分縦に並べてみました。壮観(?)かも。

3巻最初の1話は、学年末の話。高2になったら結心の隣の席じゃなくなるかもしれないと懸念するひより。とはいえ、今のひよりに支えてくれる仲間たちがたくさんいる。クラスの打ち上げの様子と相まって心暖まるいい雰囲気の話でした。

高2になっても運良くまた結心と同じクラスに離れたが隣の席になれず。結心の隣の席に座る松島礼奈こそ、新たなひよりの恋のライバル。だが、意外や軽いムードメーカーといったたちで、正々堂々としている。ひよりに気遣いを見せるなど、どうにも憎めない奴。恋敵としては盛り上がる要素にはなりづらいか?

では、ひよりの隣の席はというと、男版ひより(?)とも言うべき仁戸部コウ。つまり、身長も極端に低く、内気で人見知りというわけだ。でも男だとどうしてこうも可愛げがないのかf^^;女の子の持つ属性としては受け入れられても、男が持つ属性としては、身長が低く内気で人見知りというのはただのバッドステータスなんだろうな…

ともあれコウとひよりは、最初の衝突の後は似た者同士で互いの心情が分かるからか、不思議と仲良くなる。積極的にアプローチをかける礼奈の攻勢に結心がどう応じるかは結局のところあまり問題にならないように思えるので、ひよりがどういう行動を起こすか次第といったところか。コウがひよりの協力者・理解者としてサポートするのか、それともひよりに想いを寄せるようになるのかで、今後の展開は変わってくるんだろう。

それにしても、柱で書いてあったのだが、「ひよ恋」と「絶叫学級」の担当の編集さんが同じだったとは驚愕だ(笑)

11月号では、夏のイベントでアニメ化された「ひよ恋」アニメ版がなんと付録DVDになっており、これが結構いい出来。
ひより役が竹達彩奈さんで、結心役が鈴村健一さんという配役。竹達彩奈さんは、この間一橋の学園祭に来ていたが、御存じ「けいおん!」の梓の中の人。声色は梓をそのまま内気にした感じで意外と合っている。そういえば、「俺の妹がこんなに可愛いわけがないの桐乃もこの人だった…9話を見たばかりなので、う、イメージが…やだよ、エロゲ三昧のひよりなんて…
とにかく、アニメ化も十分ありだろうと思う。夕方6時台あたりで2クールくらいでやってほしいね。小学生の時、昔のテレ東金曜6時はりぼん枠だったころが懐かしい…

「ひよ恋」アニメ版りぼん11月号付録DVD
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 9話