いろいろエッセイ
金融庁の「金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書」をめぐり、「老後2000万円騒動」が、かれこれ1ヶ月は続いている。以前、皮肉と期待を織り交ぜて「令和の仕切り直し」をと書いた。しかし、実際には現在の年金制度には弱点があるので見直しは遅かれ早…
11~13日にかけて、毎年恒例のゲームショウE3(Electronic Entertainment Expo)が開催された。通例、この時期はゲーム銘柄は期待先行で買われ、終わると出尽くし売りになるのが恒例行事だ。特に今年は、スクウェア・エニックスHDにおいて、その傾向が強く現…
本日、ドイツ・ホーエンツォレルン城での挙式から5年を迎えた。5周年を記念して、結婚をネタに一筆さらっと書いておきたい。 さて、将棋と恋愛・結婚というと一直線には結びつきにくいが、人間がやっている世界の話だから結びつけることは可能だ。たとえば、…
明日4/26に19/3期の本決算を迎えるソニー。昨日はダニエル・ローブ氏の話題に絡めて、成長の踊り場に差し掛かっている点について書いた。今日は、ソニーの成長に向けた施策について私なりのアイデアを考えたので、一つ提示してみたい。それは、KADOKAWAの買…
明後日4/26に19/3期の本決算を迎えるソニー。会社計画は営業利益8700億円(うち、1169億円はEMI MUSIC完全子会社に伴う再評価益)と、2期連続の最高益更新を見込む。今や営業利益の過半以上を占めるまでになったゲーム、音楽、映画などエンターテインメント…
安倍晋三首相が2月10日の自民党大会で「悪夢のような民主党政権」と述べたことを巡り、同12日の衆院予算委員会で立憲民主党会派の岡田克也氏は非難した。これは口げんかのレベルで、国会の場に持ち出すことすら馬鹿げている。国会は劇場ではなく、唯一の立法…
私の大学時代からの友人に、アニメを中心に幅広いジャンルに通暁している方がいる。精力的な活動ぶりには頭が下がるのだが、Fateシリーズについても造詣が深い。さらに、並々ならぬ素晴らしいセイバー・コレクションを擁しており、「宗教上の理由」から関連…
本日で32歳、このブログも11周年を迎えました。いつもご愛読ありがとうございます。更新頻度の濃淡はあれど、このブログは人生の3分の1において生活の一部をなしています。当初はブックレビュー、「りぼん」の漫画やニコニコ動画の面白そうな動画の紹介、NOA…
1/7付の日経新聞において、「プリキュアが開く新しい社会像 性差・世代超え時代映す」という記事が掲載された。詩人・社会学者の水無田気流による寄稿であり、昨今ポップカルチャーのキーワードとして「ダイバーシティ(人材の多様性)」は欠かせなくなって…
トランプ米大統領といえば不動産王であり、さぞかし美食家なのだろうと思いきや、実はその食生活は実にアメリカンなものである。 1/14、大学フットボールのチャンピオンになったノースカロライナのクレムゾン・タイガース(Clemson Tigers)の選手たちが、ホ…
本日はバレンタインデーだ。そこで、結婚や恋愛に関わるテクノロジーとビジネスについて、今日はまとめてみたい。すなわち、マッチングアプリである。 マッチングアプリ経由で結婚した友人の結婚式で、スピーチを請け負ってから、1年近くが経った。小型株相…
新日本プロレスについて昨日は述べたので、今日はプロレスリング・ノアだ。ノアは直近、親会社が変わり、新たな一歩を踏み出そうとしている。マーケティング戦略を練り直す好機だ。 日刊スポーツから経緯について、まず引用してみよう。プロレスリング・ノア…
日本のプロレス界で業界首位の企業といえば、新日本プロレスだ。本稿では、ここ10数年の収益の持ち直しについて、また新社長のメイ氏の実績と経営方針を日経新聞の記事からまとめ、そのうえで補足する形で私自身の新日本プロレスの取るべき経営方針を示して…
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。2018年に発売20周年を迎えた「チンギス・ハーン蒼き狼と白き牝鹿4」の新作5が出ることを、ときメモ5と同様に祈念して、プレイレポで新年のブログ記事をスタートします!前回の「鎌倉幕府で…
今年も当ブログをお読みくださり、ありがとうございました。相場も荒れ模様でしたが、やはりこの人・ドナルド・トランプ大統領に振り回される1年だったかと思うので、愉快な迷言・暴言で2018年を振り返っていきましょう。 まずは、ちょっとおさらいから。昨…
最近「名曲紹介」というタグを設けて様々な曲を紹介していますが、今日は往く年を惜しみつつ、2018年アニメ OP・ED私的ランキングとして紹介していきます。なお、同一作品のOP・EDのランクインは便宜上同順位で掲載しています。 10位:「はねバド!」OP YURi…
名曲「フィフネルの宇宙服」や、コナミがただちに「ときめきメモリアル5」を開発・販売すべき5つの理由について書いたので、余勢を駆ってこの曲も紹介してみよう。ときめきメモリアルのメインヒロイン、藤崎詩織役の金月真美(敬称略、以下同)歌唱、「せつ…
コナミがただちに「ときめきメモリアル5」を開発・販売すべき5つの理由を今日は述べたい。名曲紹介9:要考察な歌詞を宇宙規模で伸びやかに歌い上げる!「フィフネルの宇宙服」(菊池志穂as館林見晴)の記事で予告したとおりだが、やや時間がかかってしまった…
コナミは、「ときめきメモリアル」シリーズのスマートフォン専用ゲーム「ときめきアイドル」を3/20にリリースしたものの、11/15に2019年1月15日をもってサービスを終了する旨を発表した。私自身はプレイしていないが、Twitter上の反応を観る限りでは惜しむ声…
米中貿易戦争の影響が顕在化している"モノ"作りの世界では企業の慎重な見通しが相次ぐなか、ソニーは"コト”消費の世界で多彩なコンテンツビジネスを展開し、19/3期業績見通しは強含みの様相だ。すなわち、映像や音楽にまつわる旺盛な"コト”消費需要に応え、…
装いの歴史は人類の歴史だ。国家の要職にある人でさえ、仮装ないしコスプレが求められることがある。安倍首相が2016年のリオデジャネイロ五輪の閉会式で、赤い帽子をかぶってマリオに扮し登場したのは記憶に新しい。少し前に、ユダヤ教の祭り「プリム」に合…
10/4は証券投資の日だそうだ。投資というと様々な手段が考えられるが、これから資産形成を考えるビギナー向けには"積み立て投資"が万人向けで有効な投資手法だと言えるだろう。とはいえ、今が始めどきだと言うつもりはさらさらない。世界経済の主役である米…
日米株式市場は年初来高値圏にある。しかし、これはバブルかというと企業収益から見ると必ずしもそうは言えないようだ。日経平均株価は、動きとしてはかなり需給的な色彩はかなり強いもののボックス相場を脱して、5,6、7、8月と4度に渡り定着できなかった23…
2日続けて、先回りして考えておきたい、結婚相手に求める条件、不安要素、そして人はどこでいつ出会い、どのくらい付き合って結婚にいたるのか?について検証してきた。今日のテーマは、「現代人の恋愛と結婚に対する意識」はどのようなものかだ。その結論は…
先日は、先回りして考えておきたい、結婚相手に求める条件、不安要素について述べた。今日のテーマは「人はどこでいつ出会い、どのくらい付き合って、結婚にいたるのか?」だ。この疑問に対して先日と同様、国立社会保障・人口問題研究所の「2015年 社会保障…
直近、自身の恋愛と結婚についてモーム風の文体で振り返る機会があったなか、ある大先輩とtwitter上の会話の中で結婚について少しばかりやり取りをしたため、あらためて結婚を考えるよいきっかけになっている。以前、友人の結婚式でスピーチをする機会があっ…
トルコ行進曲は西欧人がトルコと呼んだオスマン帝国の軍楽隊の音楽(メフテル)に刺激を受けて作曲した行進曲だが、トルコリラは今まさに金融市場と共に破滅へのトルコ行進曲を奏でているようにさえ聞こえる。 アジアとヨーロッパにまたがるトルコの地はまさ…
博報堂生活総合研究所は1988年から10年毎に、サラリーマン世帯の夫婦を対象にアンケート調査「家族調査」を続けてきた。調査によれば、理想も現実も「友達夫婦」が最多、「亭主関白」は絶滅危惧種になったとのことだ。 理想の夫婦像について、夫・妻とも最多の回答…
明日の日銀・金融政策決定会合を控えて、イールドカーブコントロールおよびETF年間6兆円買入の見直し観測にマーケットが戦々恐々としている様子が、坂本真綾「逆光」の歌詞にフィットしているかのような錯覚さえ覚える。 通常、中央銀行は短期金利、政策金利…
告白はキレ、プロポーズはコクが肝心である。好きな人に告白するのも、結婚のためプロポーズするのも人生の一大事だ。ただし、恋愛は失敗しても他の人でやり直しが効くかもしれないし、次に生かせることもあろう。しかし、結婚はより社会的かつ長期的な関係…