馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

今週の週刊ダイヤモンド、週刊プロレス、イブニング、モーニング、ヤングアニマル、エース8月号、ジャンプSQ8月号の感想

今日の更新は川口の漫画喫茶より、お届けします。
(前々日に書いてるんだけどね。)

週刊ダイヤモンド
「銀行・証券・ノンバンク 勝者と敗者」


・勢いに乗る三井住友

三井住友FGが約5500億円で日興コーディアル証券を買収し、三菱東京UFJを猛追!
法人を主な顧客とする合弁会社大和証券SMBCに関しては、今回の買収を契機に、統合過程で出資比率の見直しを大和証券に迫る勢いだ。
ノンバンクを次々傘下に収め、英銀最大手バークレイズと提携するなど、野心的な拡大路線が続いている。
三井住友だけが、業務純益において、前年比37億円とかろうじて増収を確保し、収益力と効率性で三菱、みずほを上回っている。

また、債券に強みを持つ銀行証券会社と、M&Aや株式引受手数料1位の野村證券との抗争は今後ますます激化するだろう。

・凋落顕著なみずほの事情

永久劣後債のコール(任意償還)を見送る
→業界関係者「???(慣行では任意償還日に償還し、新たに劣後債を発行するはずだが…」

みずほ銀行、コーポレート銀行の優先出資証券の配当原資は、親会社のみずほFGが肩代わりして配当→アナリスト「極めてまれなこと」

自己資本の規制にも翻弄されている。

コアTier1比率(普通株を中心とした質の高い自己資本)は以下のとおり。
三菱東京UFJ:4.5%(昨年末に普通株4000億円の増資)
三井住友:2.7%(今年6月に9000億増資で4.3%に上昇)
みずほ:0.4%(6000億の増資を予定、1%上昇の見込み)
→さらなる増資を迫られ、株式の希薄化の懸念がある。

cover (1)
週刊プロレス
先週号では、三沢さんの最後の対戦相手となったタッグ王者、齋藤・バイソン組が遺影を背にした、なんとも印象深い表紙だった。
cover
一方、今週号の表紙は、欠場中の丸藤選手だ、
NOAHの新体制についてのリポートでは、仲田龍取締役のコメントから察するに若返りが予想される点や、
新社長については田上明が有力視される点について、書かれている。
そして、新体制の象徴的な人事として丸藤の抜擢を推して締めくくっている。

NOAH 6・22後楽園についても、潮崎&KENTAvs健介&中嶋組の熱戦を始めとした好試合や、三沢さんを偲ぶ集いや、ジュニアタッグリーグの展望を特集。
また長年付き人をつとめたこともある鈴木鼓太郎選手の2ページインタビューも読み応えがあった。
近しい関係にあるため、三沢さんの肩や首の状態を語る内容が、なんとも具体的で生々しかった。
三沢さんの意思を受け継ぎ、闘う鼓太郎選手に期待だ!
そして、秋山、小橋、高山、さらにはアントニオ猪木のコメントも紹介。
全体として、今後もNOAHをサポートしていこうという、週刊プロレスの意気込みが感じられる誌面であった。

「モーニング」表紙・巻頭カラー「社長島耕作」弘兼憲史

カラーでみると、島耕作の髪に白髪が交じっている…
確かにお年だもんなぁ。
白髪が増えるような懸案事項もあるしね。

部長時代の部下であった八木営業本部長がインサイダー取引を画策した揚句、その金の出所はロシア大使館の機密費か?というややこしい疑惑に加え、銀座のクラブのママと無理心中を図ったと思われる水死体で発見されるという顛末。
読者も島耕作も頭を抱えるしかない状況だ。

あの人がどうしてこんなことに…という事件は現実に起きていますが、それをマンガの中で描けるのは超長期連載ならではの感慨です。

「イブニング」表紙「もやしもん」石川雅之

例のメガネっ娘が登場して以来、ずっとビールのターン!です。
とりあえずビール万歳!としかいいようがありません(笑)

「ヤングアニマル」

最近は「ベルセルク」が毎号読めるのはうれしいね。
ガニシュカ大帝が成仏(?)して、世界は変容を遂げる―
異形の者が日常へ侵食する様子が当初はなんともおぞましくかったけれども、今ではなんだかとってもシュールなことに…(画像参照)
なんかもう、笑っちゃうよねf^^;
2009070215210000ところで前号は文字が全然なかったけど、今週はモノローグが少しだけ。
「人類(ひと)の欲望(のぞみ)し 幻造世界(ファンタジア)」

ああ、もう何が何だか。
高尚過ぎて理解できません(笑)
収拾がつかないって。
ここまで大風呂敷を広げたマンガも史上かつてないんじゃないか?
長い目で見守りたい作品です^^

エース8月号

「成恵の世界」はいつになったら連載再開するんだ!

ハルヒは「雪山症候群」の1話目。1話目ゆえ目立った動きは特になし。
ハルヒちゃんのほうは、今回では4コマパートはなし。
なんだか勢いだけで話が進んだような…
コンピ研となぜかカラオケ勝負になる過程だが、正直よくわからんかったf^^;
とりあえず最後のコマのハルヒはやけに可愛かったように思える。

ジャンプスクエア8月号
おい、表紙!
横乳とはけしからん、もっとやれ(笑)

巻頭カラー「エンバーミング」18話 和月伸宏

スピーディで勢いのあるバトルが展開、絵柄もさっぱりして読みやすい。
BLEACHやNARUTOにはない面白さがあると思う。

「新テニスの王子様」許斐剛

・リリアデント・蔵兎座vsリチャード坂田
旧シリーズの中でも屈指の登場インパクトのあった二人の対決です。
クラウザーは、切原赤也を血まみれにして金網に磔にするという、すさまじいインパクトでの初登場が忘れられません。
(もっとも石田兄の108式波動球のあとでしたからいささか衝撃は減じた気もします)

2009070215240000リチャード坂田は本編での活躍はあまりありませんでしたが、初登場のときには笑いました。
全国大会のトーナメントの抽選会にて、遅れてきた手塚に足をかけ、「ずいぶんと長い脚だな。」と冷静に返され、「AHAHAHAHA!]という愉快なリアクションは記憶に残っていますf^^;

が、試合は1ページで終わりました。
2回目ですし、何をどうやって、こうなったのかいい加減説明してほしいです(笑)

・神尾vs伊武

神尾の足がいかに速いとはいえ、皇帝真田の瞬間移動や、菊丸の分身を見慣れた今では、児戯に等しい気がします。
…仕方ないよね。
7-5で神尾が勝ちました。

・真田vs幸村

禁断の対決!
一体どうなってしまうんだ!?
というワクワク感。
これがあるからテニプリは楽しいのです。

2009070215240001「火」と「雷」は普通に幸村に返され、次第に五感を奪われる真田。
視覚も失った真田の顔面に、みぞおちに容赦なくぶつけていく幸村。
しかし、真田の放った渾身の一撃は、幸村のバンダナと金網を破る!!
(キャプテン翼を思い出す…というか、バウンドしてないから普通にアウトではf^^;)
謎のオーラを放つ真田。
ともあれ幸村に一瞬恐怖を抱かせたものの7-1であえなく完敗という結末でした。

・鳳vs宍戸

参考:サーブのスピード
松岡修造:216Km (日本記録)
鳳:215m
乾:212km

接戦ながら鳳が9-7で勝利。
しかしスカッドサーブは宍戸に「すべて返された」そうである。
宍戸すげぇ…

宍戸・鳳組と、乾・海堂組は(スポーツ漫画的な意味で)好きです。