馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

「印象派とコーヒーをめぐる一日」

休暇最後の平日なので、本日は上野の東京都美術館、丸の内の三菱一号美術館、、六本木の国立新美術館へ行き、清澄白河のブルーボトルコーヒーをめぐる一日。

三菱一号美術館の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展― アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから」は特に行ってみる価値ありだ!(国立新美術館のルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄は残念ながら明日からだった……)
シスレー 洪水と小舟 1876 オルセー美術館1280px-Alfred_Sisley_033
印象派の展覧会に行くと、いわゆる有名な絵以外に心惹かれることが多い。今回はアルフレッド・シスレーウジェーヌ・ブーダンカミーユ・ピサロといった
画家の絵が興味深かった。彼らの絵は、素朴でわびさびさえ感じさせるような渋さだが、見ていて心が落ち着く。とりわけシスレーが気に入った。


ルノワール 「ブドウの収穫」o0450038613222136737
もちろん、マネ、セザンヌ、ルノワールといった有名な画家のコレクションも取り揃えている。(モネは今回見当たらなかった。)この3人だと特にルノワールが好きだ。その中でも人物画よりも風景画がいい。ルノワールの作品では「花摘み」「ブドウの収穫」が並んで展示されており、生で見ると印刷物やデジタル画像では味わえない奥行きを感じさせる。特に「ブドウの収穫」が良かった。幾重にも彩られられた緑の累積に目を奪われる。緑、緑、緑!この中にはいったい何種類の緑があるのだろう。

マネ 「キング・チャールズ・スパニエル犬」
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人物画も豊富な一方、毛の質感に思わず見入ってしまうのは、マネの 「キング・チャールズ・スパニエル犬」。どことなく実家で飼っているパピヨンを思い出す。

さて、話題になっているブルーボトルコーヒーは平日とは思えない盛況ぶりで大行列だった。
闇株新聞の「ブルーボトルコーヒーの日本上陸」の記事ほど渋い目線で言うわけではないが、ここのコーヒーを美味しく飲めるようになるのは行列が解消されてからになるであろう。気を取り直して、ブルーボトルから75歩!という『Arise Coffee Roasters』に行く。こちらはフルーティな風味でなかなかの美味しさ。行列に並ばずに立ち寄って味わってみるのも一興だろう。

以下、今日のつぶやき↓











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