馬車郎の私邸

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【雑記】ニコラハウス原宿ミッフィーコラボカフェ・永青文庫春画展・本郷の東欧雑貨店 mitte

シルバーウィーク皆様いかがお過ごしでしょうか?

20日の日曜日は日比谷公園のオクトーバーフェストで大学のサークル時代の旧友と語らいました。その後妻が大のミッフィー好きなので、表参道のニコラハウスに行ってきました。実は今ミッフィーコラボカフェを今やってるのです。

大盛況のため若干並んだせいか立ちくらみに襲われた妻のために、店主のニコラさんが氷のうと水を持ってきてくれました。ありがとうございます…普段はうさぎ雑貨とニコラさんの創作スイーツのお店なのですが、コラボ期間中あってとにかくミッフィーだらけで見ているだけで幸せになります(^_^)

巨大ミッフィーと一緒に記念撮影したり、お貸し出し用ミッフィーもテーブルについてくるサービスまであって至れり尽くせりです。ここまでしてくれるなんてミッフィーファンは行かない手はありません。メニューはリエジョアとシューセットを頼みました。シューセットのミッフィーマグカップは持ち帰ることができます。

店内には有名人の写真も一杯。スイーツ真壁こと、新日本プロレスの真壁刀義選手の写真もあってプロレスファンには嬉しい限りです。グッズは結局、肌触り良く上質(?)な60周年ミッフィーぬいぐるみにしました。










22日火曜日には永青文庫 本邦初開始開催の春画展に行ってきました。数年前ロンドンの大英博物館で催された春画展は大好評で、ガーディアンのような一流紙はこぞって事実上の最高点となる四ツ星の評価を出し、入場者は3ヵ月で8万8000人を超えた盛況ぶりだったそうです。また意外なことに「入場者の55%が女性だった。そのうえ95%が“満足”、96%が“期待以上だった”と答えている」というアンケート結果でした。

それにもかかわらず、実はこれまで日本において春画展は開催されたことはなかった……それはなぜか?業界の自主規制という、ただそれだけの理由だったのです。春画に対する一般的なイメージは江戸時代のポルノグラフィーという見方かもしれません。しかし、本来的には春画は何人かで集まって『バカだね~』と笑いあって見るものなんだそうです。それゆえに、性器が極端に誇張されて描かれており、『枕絵』『笑い絵』とも言われました。また、難よけの一種のお守りとしての利用法(?)もあったとか。武士は鎧の下に男女性交の図を厄除けの守りとして忍ばせ「勝絵」と呼ばれ、後世になると商人が火事を避ける願いを込めて蔵に春画を置いていたといいます。

また、春画の魅力は肉筆、版画ともに、歌川豊国、菱川師宣、葛飾北斎といったそうそうたる浮世絵師が技巧と発想を凝らして描いていることにもあります。以前「一日江戸人」 杉浦日向子、新潮文庫のレビューにも書いたとおり、高名な浮世絵師で春画を描いていない人を探すほうが難しいほどです。

今回の展覧会では触手責めの元祖として有名な葛飾北斎の『蛸と海女』の原本もありました。執拗なまでのセリフの書き込みに葛飾北斎の熱意とこだわり(?)を感じます。

印象に残ったのは、歌川国貞の「艶紫娯拾餘帖」。淡い色使いのグラデーションが版画とは思えないほどの繊細さでした。永青文庫の細川家所蔵の品ということで、大名と春画の関わりが伺い知れます。(出品目録

その後、ノア「第9回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」9月22日(火)後楽園ホール大会を観戦。さらに後楽園から1駅なので本郷3丁目にあるヨーロッパ雑貨店 mitteに立ち寄りました。三菱東京UFJ銀行の隣の雑居ビルを登って行くと4Fにmitteはあります。旧ソ連を含め東欧世界の品数様々な雑貨が並んでいて、普段日本では明らかに目にしないものを見られるところが面白かったです。店員さんの話を聞きつつ、ポーランド食器を買って帰りました。