馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

95連戦

昨日の話です。

ラウンジが人いっぱいで部室に行った後、主に玖音先輩に真魚さん、それに新入生の女の子(いや、3年ではあるが)と、珍しいことに恋愛話になった。
思えば、サークルでは恋愛の話はあまりしないね。
ただ、自分と真魚さんにはその種の話はないため、自分と真魚さん以外の話が主でした。

ゲームやりながら話したけど、玖音先輩とはガンダムSeedのゲーム、真魚さんとはぷよぷよをやりました。戦国BASARA Crossも少しだけ。

さて、前回は、99連戦で39勝60敗
辛口のハンデ付きならこのくらい。
今回はハンデ無しで95連戦で61勝34敗なので、前回とちょうど比率が逆になった感じ。

いや~、何やってるんだろうな俺たちF^^;
これだから二人とも、恋人が出来ないのさ。
話の内容も最後のほうは、ゴキブリの話題へと移行してるし(笑)
真魚さんは選り好みしなければすぐにでも彼氏は出来るんだろうけど、
よっぽどいい男が身の回りに現れない限りは恋愛する気はないようだし、
オレはといえば絶望が半永久的に続いていて、かつおそらくこれ以降はないであろう最大のチャンスも気管支炎のためにつぶしてしまった。

自分たち以外も閉塞的な状況だから、23人の新入生というファクターが加わってこれからどう人間関係を構築していくのか楽しみだね。
見てる分には面白いんだ。

塾で2コマ授業したあと、後輩の女の子と一緒にお食事。
ここでも、恋愛話でした。
独り身はさびしいもんだね、まったく.....
自分の場合、逃避、耽溺、陶酔できる趣味はないから、自分が心の底から人に好かれた事がないという事実を、その分余計に、重く受け止めなくてはならない。
論理的に突き詰めて考えれば考えるほど、無限の袋小路に迷い込み、そこでは道程も出口も絶望でしかない。
希望がない以上、日々の生活を一生懸命生きることだけが、自分に残された道だろうと思う。

ブレイクの詩を思い出した。
「思い出」という詩なんだが、内容も形式も非常に優れている。
韻をきっちり踏んでいて、朗唱に適した名文だ。

ウィリアム・ブレイク「MEMORY」

Memory, hither come      思い出よ、ここへ来て
And tune your merry notes;   楽しい歌を 歌っておくれ
And while upon the wind    その歌が 風に乗って
Your music floats,       流れる間、

I'll pore upon the stream,  恋人たちが 吐息混じりに夢想にふける
Where sighing lovers dream,  あの川をじっと見つめていよう
And fish for fancies as they pass 水面鏡を横切っていく
Within the watery glass.      幻を追いかけてみよう

I'll drink of the clear stream, 澄み切った水でのどを潤し、
And hear the linnet's song,   紅ひわの声に耳を傾ける
And there I'll lie and dream   川べりに寝そべって 日がな一日
The day along;          ぼんやりとすごしてみようか

And when night comes I'll go   けど、夜が来たら、
To places fit for woe,      悲しみの似合う場所へ行こう。
Walking along the darkened valley,  暗い谷に沿って歩いていく
With silent melancholy.       物言わぬ 憂鬱とともに。