馬車郎の私邸

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りぼん2008年8月号感想

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関連:
「絶対覚醒天使 ミストレス☆フォーチュン」第1話レビュー
「りぼん」を酒の肴にラウンジ飲み
「絶対覚醒天使 ミストレス☆フォーチュン」第1話まるごと試し読み

昨日は「りぼん」の発売日でした。
というわけで、いつもどおり真魚さんと一緒に読む。
これほど突っ込みどころ満載な雑誌もそうはない。

ちなみに、「絶対覚醒天使 ミストレス☆フォーチュン」でGoogleで検索かけると、今現在このブログが上から9番目に出ます。
恐ろしいことです(笑)

ではそれぞれ簡単に感想などを。

「絶対覚醒天使 ミストレス☆フォーチュン」第2回

またまた表紙と巻頭カラーです。
前回あるコマでなぜかキャラの横にいちごが咲いてるのを発見してみんなで笑ったのですが、今度は巻頭カラーのページで咲いちゃってます(いちごが咲くって言わんよな...)
背景は宇宙なんですが、それでも、いちごです。
種村先生がいちごにハマっているのでしょうか。

話は主人公の后(きさき)がダイエットに成功したところから始まります。
それについて、銀色(ぎんいろ)のセリフ―
「なんでダイエットなんてするんだ女は…!
妃の胸が…
妃のEカップが…
1cmも小さくなってるじゃないか ちくしょー!!」


だ、駄目だコイツ…早くなんとかしないと…(笑)

そんなわけで銀色は、魂のいかずちで制裁されるわけですが、イーバ出現の報にミストレス☆フォーチュン出動となりまして…
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前回戦ったイーバをお供に退治に出向くわけです。
早速名前を決めることになり、左の画像のようなやり取りに。
それにしてもこの生物キメぇ…(笑)
増刊号にも出演するようです。





前回では回転しながら竜巻を起こしてるときの姿があまりにもキモくて、真魚さんたちと大爆笑してましたF^^;

←そしてさらに、「オレのEカップ!」を3回にわたって連呼。
ほんとこいつどうしようもねえな(笑)
とはいえ、自分に身に覚えのないことではないが、それにしてもお前自重しろWWW

ケンカしてる間に、巻きグソを頭にのっけた(!?)面妖なイーバが出現。
二人は瓶詰めにされて川に投げ込まれてしまいます。
ビンの中で銀色は妃に、自らの超能力の暴走で父と姉を死に追いやったことを語る。
自責の念に捕らわれる銀色に、妃は「お米炊いてる最中にジャー開けちゃってママにすごい怒られたことあるっ」と返して賛意を示す(いいのかそれで)
ともあれおたがいを理解しあい、いい感じになった二人。
そんな時、瓶が岸に流れ着いた衝撃で、銀色の顔が妃の胸にぃぃっっ!
で、なぜか超能力が暴走F^^;
テニプリでいう悪魔化ですね、わかります。
瓶を脱出し、イーバを暴走する力で痛めつける銀色。
そして暴走を止めるために、妃が銀色にかけた言葉は
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1ページを使って豪快に書いてますね~
いいのかこれで(笑)
ともあれ、悪魔化、いや超能力の暴走を止めたのですが、目を輝かせる銀色に、あきれかえった妃は、イーバともども「スケベ撲滅スピリッツサンダー」の一撃を加え、めでたしめでたし....

だが銀色、お前の気持ちもわからないでもない。
確かに世の中やせることにこだわりすぎる人が多い。
十分細い人だって、自分は細くないということを妙に気にする人もよくいる。
やせることに主眼を置いた商品も多いし、雑誌や広告も煽り立てている。
だから、世の女性よ、そんなに不安がることはない。
やせることを過剰に意識してはいけない。
というわけで、「ダイエットやめるからーーーっ!!」と叫んでくれた女性には、オレが「本当かーーーーっ!?」って叫び返してあげるので(笑)
まあ、ダイエットはほどほどにね。

いやあ、今回もくだらなかったね(笑)
種村先生は、くだらないという面白さをこの作品で表現してるのかな。
このぶっ飛び加減は他の誰にも真似できないね。
「さすが種村先生!俺達に出来ないことを平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」

「いちごオムレツ」半澤香織
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ちょWWW先月のスプーに続き、半澤先生フリーダム。
ポスト森ゆきえとして、やっぱこのくらいのカオスさがないと、津山先生との2トップは無理だよね。











「HIGH SCORE」津山ちなみ
本日のメインエベント。
この6ページのために買ったのさ。
今回は紗夜ネタ。
相変わらず堅実な面白さです。
7巻もいよいよ発売だね。

新連載「こもれび。」えばんふみ
動物と会話できる女の子の話です。
えっ??( ̄ロ ̄|||)
無難な話なんだけど、一度この人の長期連載を見てみたい。
今回はちょっと無理そうだが。

「ちびまる子ちゃん」さくらももこ
藤木君メインの話でしたが、どうにも...
昔は面白かったけど、27ページがもったいない。

「チョコレート・コスモス」第12回 春田なな
萩原先生に告白した沙雪が、振られて一区切りついた前回。
今回から新キャラ登場で、新章突入といった感じです。
萩原先生は一度生徒と付き合ったことがあることを匂わせていましたが、その付き合っていた生徒と思しき人物が、現れました。
ひたすら疑念がつのるばかりで、気が気でない沙雪。
次号が気になる!

番外編もなかなか良かった。
是非8月17日の春田なな先生のサイン会に行ってみたいね。
埼玉での種村先生のは、テストだから無理だな。
川崎なら行けないこともないが、さてどうなるやら。

「CRASH」第16話 藤原ゆか

Su-3の好きな逆アイドルマスター物語(笑)
意外にこれが面白い。
今回も登場人物の成長を描いた話でいいノリでした。

「株式会社ラブコットン」第18回 樫の木ちゃん

次号への引きは上手いんだけど、もう少し説得力があればいいんだが。
長期連載が2つも終わった以上、もっと頑張ってもらわないとね、りぼんつぶれちゃうよ。

「君は坂道の途中で」第4回 持田あき

前回は主人公がベッドに押し倒されたところで終わったんでしたっけF^^;
って、いきなり「竹下 聞いてほしいことがある」と言って昔の女の話始めたー(; ̄Д ̄)
で、最後のシーン。
昔の女と抱き合う彼を目撃して、主人公は「5秒までしか我慢できない」

5…4…3…2…1…0
( ̄▽ ̄;)!!ガーン

次号が気になるっ!
それにしても、持田先生はカラー扉上手いね。
連載陣でも随一。
絵柄に独特の個性をはっきり持ってるところがいい。
そろそろヒット作がほしいところ。

「バドガール」第3回 朝吹まり

バドワイザーを連想してしまうタイトルだが、バドミントンの漫画。
今のところ無難な展開だね。。
絵柄もわりとオーソドックスかな。
真魚さん曰く「毛量が気になる」とのことだがF^^;

「ロッキン☆ヘブン」最終回 酒井まゆ

いよいよ最終回。
冒頭で、元カレの藍が沙和にもう一度やり直したいと持ちかける。
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この岸辺露伴が最も好きな事のひとつは
自分で強いと思ってるやつに
「NO」と断ってやる事だ・・・

にべもなく断られてしまいました。F^^;
しかもこの後左側のページで違う角度で三回見せてくれたのが面白かったです。
というか藍お前、親父さんとくっついたんじゃなかったのか!
BL的なオヤジENDじゃなかったんだね(笑)

結局藍と沙和は元の鞘に戻ったのですが、キスシーンが
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酒井まゆ先生は荒木飛呂彦先生をリスペクトしているのかF^^;
ジョジョがダブって見えるなんてオレも重症だな。

そのくだりも、いい感じに描けてて酒井先生の技量も上がったなあと思えるわけですが、トーンを多用しすぎてちょっと画面が重いことがしばしばあるかな。

モノローグもよかったね。
目の前が真っ暗になるほどの絶望も
目がくらむくらいの幸せも
くれるのは あなただけ


まったくその通り。
好きになった人こそが、最も自分に絶望を与える人間でもあるというのは、大いにわかる話だ。

さて、めでたく「ロッキン☆ヘブン」も終わったわけですが、「紳士同盟+」につづけて、二つも長期連載が終わりました。
これはやばい。
ミスフォは次回で終了で、無尽蔵のスタミナを誇る種村先生もさすがに休養を取るでしょう。
すると、長期連載柱不在の危険な状況になります。
酒井先生は次号から新連載なので、これがコケるとかなりピンチ。
新連載の名前は、「MOMO」
「最終庭園へようこそ」という副題が前の号の予告についていましたが、なくなったようです。
とりあえず、今ある情報だけで内容を真魚さんと推測したのですが、「ローゼンメイデン・・・?」ってな感じです。
実際どうかわからないんだけどね。
今がりぼんは踏ん張りどころなので、ぜひとも酒井先生には頑張ってほしいものです。
春田先生たちも、種村先生と互角になれるくらい頑張って~。