馬車郎の私邸

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プリキュアにより"水樹奈々の出演しているアニメを見たことがない"記録がついに破れた件について

たしなむ程度にはアニメを見るけれども、ついぞ水樹奈々さんの出演するアニメを今まで見たことがなった。その一方で歌については有名だから、何曲かは知っていた。曲をお借りして、動画を作ったこともある。水樹奈々「深愛」でゼロの使い魔MAD、水樹奈々さんの「Don't be long」で潮崎豪PVの2つだ。(下記参照)

不思議と、水樹奈々さんが出演しているアニメを見たことがなったのだが、ついに「ハートキャッチプリキュア!」によってその記録は途絶えた。(同様の記録を堀江由衣さんについても持っていたが、これは「ゼロの使い魔」「とらドラ!」により途絶えた。)

プリキュアについては、「Yes,プリキュア5」が「武装錬金」のパピヨンとコラボしている動画で見たのが最初だった。(素晴らしい完成度なので是非見てほしい。混ぜるな自然のタグはこの動画のためにある。)その続編である「Yes!プリキュア5GoGo!」は半分ほど見ただろうか。前述の動画も続きがあったから、補完するように見ていたと思う。一度だけ感想をこのブログに書いたことがある。よもや、一年かけてオフィスラブの悲哀を描くとは思わなかったのだ…

ちなみに無印は全く見たことがなく、スプラッシュスターは「ドラゴンボール」のセルと戦っている動画のみだ。昨年放送の「フレッシュプリキュア!」は敵の幹部がプリキュア方に寝返ったと聞いて、20話台の数話を見たくらいだった。
(参考↓イース/パッション編 仮面ライダーBlack RX挿入歌「永遠のために君のために」水木一郎)


さて、肝心のハートキャッチプリキュア!を見るきっかけは、アドルフ・ヒトラーである(!)
ニコニコ動画では、「ヒトラー最後の12日間」の映画から、ヒトラーが将軍たちに激怒するシーンを使った嘘字幕が人気を博している。特にヒトラーとプリキュアの親和性は高い。本物のヒトラーの演説とも実に合っている。(下記参照)
マルチコメンテーターである総統閣下は、当然ハートキャッチプリキュア!についても毎回コメントをつけている。
カイテル元帥ヨードル上級大将クレープス参謀総長ブルクドルフ陸軍大将と、ヒトラーのやり取りはすっかりお馴染みだが、このシリーズは出色の出来栄えが際立っている。大学ではドイツ語でナチスの研究史に関する論文を読んでいたので、少し複雑な思いなのだが…


そういうわけで、ハートキャッチプリキュア!を見るに至ったのだ。肝心の水樹奈々さんのことだが、歌ではりりしい声でコブシを存分にきかせて歌っていたので、主人公の役の声は聞いてみると、なるほど、意外な気がした。そのくらい、役し分けのうまい技巧派ということなのだろう。一見気弱だが、胆力のある芯の強さを持っている女の子を巧みに演じている。

アニメの内容自体は実に手堅い作りとなっており、昔ながらの1年間放映するアニメの良さがあるように思えた。バトルシーンは、プリキュア伝統の肉弾戦であり、ドラゴンボールを髣髴とさせる。全体のとして話の展開や、シリーズ構成は、戦隊ものや勇者シリーズの後継者のように思えるため、どことなくなつかしい感じがする。

最近の話で印象に残ったのは、 第28話「サバーク史上最大の作戦!夏休みの宿題おわりません!!」 である。極めて啓発的な内容であり、夏休みの宿題という、恐るべき難敵を前にした人間はぜひ見るべきだった。私も、論文を期限までに書き上げることができたのは、この話を見たからである。興味ある人はぜひ見て頂きたい。