「女子大生会計士の事件簿」第7話 Kの悲劇!角川をかける少女
なんでいきなりレビューをするのか?
その理由は3つあります。
・加藤英美里、白石稔が出演(らき☆すたやハルヒに出ていた声優さんです)
・うちのサークルの人の絵が出てる(!)
・もともと山田真哉さんの本を読んでるので。(『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』を書いた方です)
あらすじ:会計士補・柿本一麻の上司は、現役女子大生会計士である藤原萌実。萌実は傍若無人なやり方で会社の実情を探るとともに、その不正を次々と暴いていく。
ドラマ仕立てで会計の知識が学べるわけですね。
絵については、どれが誰の絵か知らないので、逐一気になったものをのせていこうかと。
なかなか、こういうことないよね。
では、いきま~す。
第7話のあらすじ:
柿本一麻が「女子大生会計士の事件帖」というビジネス書を出版すると言う。
しかも出版社はあの角川書店!
だが、藤原萌実はいぶかしがる…
そして二人で角川書店に行くことに。
ロケ地、本物かよ!
一麻は、「女子大生会計士の事件帖」の作者だと名乗り、新人発掘部の編集長を呼ぶように頼むが、そんな部はないと言われる。
加藤英美里さん、ケロロ軍曹とらき☆すたのポスターを背に、受け付け嬢として登場。
声優さんだけあって、「が」を鼻濁音でしっかり発音していたのが印象的でした。
そこへ、角川書店の社長に編集長、
「女子大生会計士の事件簿」の原作者、山田真哉さんが登場!
しかも全員、本人!
一麻は自分の本についてたずねる。
だが、一麻の本は角川書店ではなく、角川の真似ばかりする角川(すみかわ)書店から出版されることを知らされたのだった!
そして、角川(すみかわ)書店へ。
受付…
ん?この絵は?
もしかして?
頭が邪魔で近くのアングルでは全部見えず、照明が暗いため色の鮮やかさも見えにくいですが、真魚さんの絵と思われるポスターが。
(エロゲ塗りってこのことだったのか!)
ポスターのタイトルとあおり文句はあとから付け足されたものらしい。
「純愛伝説エレナとエレーニア」→ちょwwww
二人の愛が今ここから始まる…→なんという百合ww
一麻が自分の本について尋ねると、確かに「女子大生会計士の事件帖」は出版されるという。
見本ももらった。
だが、編集長たちは胡散臭い。
しかも一ヶ月で60冊も本を出すという。
萌実と一麻は角川(すみかわ)書店を探索することに。
この画像の、「刃」って書いてあるポスターももしかすると…?
「ザ・テレビジョン」が「ザ・テレビジャン」だったり、「コミックチャージ」が「コミックジャージ」だったり…
二人は疑念を深める。
なにしろ一麻は出版に200万円払ってしまったのだ!
手前に写ってる絵は、明らかにもうこれは!
かなり長く写ってました。
奥のほうの絵はどうなのかわかりませんが…
「女子大生会計士の事件帖」が本屋の店頭に並んでいるか、二人は確認しに行くことに。
本屋の店員が、開口一番「どうも!白石みのるです!」
店員役なのになぜか名乗ったf^^;
でも、このあとはふつうでした。
白石さん、もうちょい面白い(とんでもない)ことをしてくれるかと思ったのに。
白石さんに確認すると、発売日なのに「女子大生会計士の事件帖」が倉庫で眠っていて、陳列されていないことを知る。
あれ?この「女子大生会計士の事件帖」の表紙ももしかして…
舞台は再び角川(すみかわ)書店。
例の絵をバックに、一麻から200万円を騙し取ったのではないのかと、萌実は詰め寄る。
で…
一般的な委託販売のイメージはこうなのですが、
たとえ書店で本がまったく売れてなくても、出版社としては一度問屋に売った段階で利益を得ているので、
倒産寸前の角川(すみかわ)書店は新刊発行を大量に行うことで利益を得ていたのです。
というのが、今回のオチであり、役に立つ(?)知識でした。
そしてもうひとつのオチは…
なんと今度は萌実が本を出版。(マジです)
今日本屋に行ったら、本当に平積みになってました。
ドラマと現実のメディアミックスだったわけです。
メディアミックスは角川の十八番、心憎い演出ですねぇ。
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