馬車郎の私邸

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コロナウイルスからあなたのメンタルと健康を守る5つの方法

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2009年から続いた11年にわたる強気相場の幕引きは、意外な伏兵・コロナウィルス感染症に伴う世界的な経済活動停滞でした。 感染爆発 重大局面として、1都4圏で週末は不要不急の外出や各種興行などの自粛要請、果てはロックダウン(都市封鎖)かといった様相です。映画「翔んで埼玉」のごとき東京に中々入れない状態になるのか、食品・日用品の駆け込み買いをしなくてはいけないのか、気が気じゃない状態の人も多いかもしれません。

しかし、否応なしにコロナウイルスに注目し続けないといけない状況には、そろそろうんざり……連日のコロナウイルスをめぐる報道やSNSにおける情報の氾濫などで、健康なあなたも心身ともに疲れてきてはいませんか?もちろん、お仕事自体にも影響が大きく出ている人も多いでしょう。そこで、健康、メンタル双方のケアに目を向ける簡単な方法を5つほど考えてみました。

1つ目の方法は、コロナウイルスによる感染者数・死者数について、世界各国の数値をざっと見て比較することです。テレビの報道、新聞やウェブニュースの見出しは「東京都で〇〇人!」と煽りがちで不安感を掻き立てます。そこで、数値の確認は1日1回にしてみませんか?

わかりやすいのは、ジョンズ・ホプキンス大学のダッシュボード(クリックすると大きくなります)です。感染者数・死者数に関して、たとえば日本は客観的に見て抑え込んでいるほうだと言えるでしょう。一方でイタリア、スペイン、アメリカはまさに感染者数・死者数の伸びのピークを迎えつつある状況です。数値の大きさだけでなく、前日比の伸び率でも考えて見るのも、冷静さを取り戻すには良いかもしれません。
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2つ目の方法は、基本動作の徹底です。つまり、手洗い・うがいの励行です。暖冬影響を考えても、今シーズンのインフルエンザの抑え込みに成功したのは大きな成果でした(季節性インフルエンザのほうがよっぽどコロナウイルスより人を殺しています!)コロナウイルスは金属やガラス、プラスチックなどの表面では2時間~9日間生存できるそうです。そもそも、潜伏期間は1-12.5日と長めで、粘り腰が持ち味の厄介なウイルスと言えるでしょう。ただし、SARSなどより致死率は低いため、恐怖の殺人ウイルスなどではないということもたしかです。こまめに手を洗い、顔を触らないようにし、せきをするときは口を覆う。一見単純すぎることですが、「自分がコントロールできることに集中する」ことが大切です。
参考:厚生労働省・Q&A

3つ目の方法は、健康的な習慣を続けることです。基礎疾患(糖尿病、心不全、呼吸器疾患など)をお持ちの方やご高齢の方にとって、コロナウイルスが起こす肺炎は脅威です(2018年の日本人の死因は誤嚥性含む肺炎が3位・18万人・10%。ちなみに、1位・2位はがん、脳血管疾患・心疾患で両方合わせて半分を占めます)。そのため、健康な方も含めて、健康的な食事や十分な睡眠を取ることに集中することは重要です。睡眠不足は不安意識とも関係が深いのでしっかり寝ましょう。コロナウィルス感染症は不治の病ではありません。免疫力を高く保つことが予防の1つになります。

4つ目の方法は、リラックスすることです。体と心はつながっています。手軽にできる方法は深呼吸でしょう。体のさまざまな部分の筋肉の緊張と弛緩を繰り返すリラクゼーション方法として、漸進的筋弛緩(しかん)法も有効です。最近では瞑想も流行りですね。不安感から離れるコツは「今、ここ」に集中すること。これがマインドフルネスの考え方の一つです。

 5つ目の方法は、身近なよく触る場所や物を滅菌・殺菌することです。気休めとしては現実的な方法だと言えます。一般に、ウイルスを死滅させるには(イソプロピル)アルコールが55%以上含まれた除菌剤などが必要とされます。除菌シートや除菌スプレーなどを活用して、ドアノブなどよく触る場所を清潔にしましょう。

さらに、現代に生きる私達がたくさん触るのは、なんと言ってもスマートフォンでしょう。 スマートフォンの滅菌・除菌は一つの手段です。アップルはウェブサイトでお手入れの方法を公開しています。アルコール除菌シートなどでさっと一拭きしておくのもいいですね。

一拭きでは安心できない方には、紫外線除菌装置の活用も一案です。数千円から1万円台のものまであるようで、ブランドでは「フォンソープ」が米国で好評を博しているようです。私にはちょっぴり大げさに見えますが、たしかに、紫外線には殺菌作用があります。除菌シートや除菌スプレーでは届かない部分も殺菌できるでしょう。