馬車郎の私邸

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最近聞いた耳に残るスペイン語3選「チョコラテ・イングレス」「ロス・インゴベルナブレス」「アシエント・デル・バテル」

不思議と耳に残るスペイン語が3つほどあったのでご紹介します。「チョコラテ・イングレス」「ロス・インゴベルナブレス」「アシエント・デル・バテル」の3つです。

まず、「チョコラテ・イングレス」から。今週の「BLEACH」に耳に残るOSRな一幕があったのでご紹介します。チョコラテ・イングレスについてはすでにニコニコ大百科にまとめられているのでご紹介しますと、以下のとおりです。
週刊少年ジャンプに掲載されている漫画『BLEACH』の第645話にて、京楽春水と交戦中の敵リジェ・バロが、自身の置かれた状況について、京楽春水に質問した際の出来事である。その質問に対して、京楽春水はリジェ・バロがあたかも『だるまさんがころんだ』の参加者のような状況に置かれているため、リジェ・バロに『だるまさんがころんだ』のルールを丁寧に説明し始める。そして、それ以降の会話は以下の通りである 。

京楽春水  「だるまさんがころんだは鬼が目隠ししてかけ声と共に振り返り、
       動いた人をつかまえる遊びだよ きまりは3つ

        1・鬼は参加者から必ず見える場所に居なくちゃならない
        2・参加者は鬼に動いてるところを見られたら負け
        3・参加者は鬼に見られる前に鬼に触れば勝ち」

リジェ・バロ「成程、チョコラテ・イングレスか」

京楽春水  「なんだ似たのがあるんじゃないか 説明してソンした」
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護廷十三隊の有力者と、強敵が対峙する一場面でありながら、こんなやりとりは得も言われぬおかしみがあります。冗談が通じなさそうなリジェ・バロさんがしれっと「成程、チョコラテ・イングレスか」と返すところが絶妙です。まさしくイマヌエル・カントの 「笑いは緊張の緩和から来る」という格言を地で行っています。
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それにしてもBLEACHに出て来るスペイン語はなぜこんなにも耳に残るのでしょうね。破面(アランカル)編だけでも、帰刃(レスレクシオン)、反膜の匪(カハ・ネガシオン)、探査回路(ペスキス)、鋼皮(イエロ)、仮面紋(エスティグマ)、響転(ソニード)、黒虚閃(セロ・オスキュラス)、王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)といったOSRワードがあげられます。久保帯人先生のオサレさにはいつも脱帽です。

2つ目はロス・インゴベルナブレス。新日本プロレスファンにはおなじみでしょう。内藤哲也選手が加入したメキシコの新ユニットです。ロス・インゴベルナブレス(Los Ingobernables)とは「コントロール不能な奴ら」という意味だそう。「トランキーロ(あせるなよ)」とともに、妙に耳に残る言葉として定着しつつあります(プロレスファンの間で)。内藤哲也選手は今度「パレハ(相棒)」を連れてくると宣言していますので今後の展開に要注目です。

3つ目は、アシエント・デル・バテルです。家にあったスペイン語関連の書籍は『「ヘタリア Axis Powers」旅の会話ブック スペイン編 太陽の国に来たって~! 』位だったので、パラパラめくると目に飛び込んできました。
スペイン語でトイレをaseos(アセオス)といいますが、便座を asiento del vater(アシエント・デル・バテル)というそうです。

ちなみに、スペインは公衆トイレが非常に少ないため、急にトイレに行きたくなった時はデパートやスーパーに行くといいそうです。「¿Donde esta el servicio? (ドンデ エスタ エル セルビーシオ?)」=「トイレはどこですか?」と尋ねましょう。