馬車郎の私邸

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MBA日誌(1) 「都の西北の大学を卒業、都の西で入学式」

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桑田さんと一緒に先週卒業したはずが、もう入学式です。
冬に戻ったかのような寒い日がここ1週間ほど続きましたが、幸い今日の気温は20度。桜の花も七分咲きといった具合で、絶好の入学式日和でした。

4年間早稲田に通ったせいか、いつものくせで間違えて上り電車に乗りそうになりました。気づかなかったら入学式に遅刻するところでしたf^^;
南浦和で武蔵野線に乗り換えて、7駅くらいで西国分寺で中央線で乗換え。となりの国立駅で降り、5分ほど歩くと到着。だいたい家から1時間くらいなので、意外に近い。途中、駅からの大通りは桜の出迎えが、大学までずっと続く。(写真はクリックすると大きくなります)ここの桜はかなり幹が太く、重厚だ。

キャンパスは緑にあふれ、噴水のある池のまわりには子供と母親たちがいる。どうやら国立市民の憩いの場にもなっているようだ。レンガ作りの建物が知的な雰囲気を漂わせている。早稲田の世俗的で忙しげなキャンパスとはまた違った趣きだ。

講堂の中もきれいで(品がいいという意味で)由緒ある建物。壇の上にかかるアーチの意匠がとりわけ印象的だった。
肝心の入学式だが、なぜかリスト「愛の夢」の独奏から始まる。一体なぜこの曲?好きだけどさ。

学長のお話は、論理的で明快…なのだが大学院全体の枠組みの話が中心で、妙に説明口調だった。校歌斉唱がないので、盛り上がることはなく(笑)、あっさり手堅いかたちで進行。入学式は結局30分くらいで、あっという間に終わってしまった。

1時間の休憩後ガイダンスということらしいので、キャンパス内を散歩。
食堂をのぞいてみたが、メニューが少なめ。文カフェが今さらうらやましくなってきた。生協も小さいが、ツボは抑えている感じ。白水社文庫クセジュまであるとは。せっかくなので「ハドリアヌス帝―文人皇帝の生涯とその時代」を購入。

入学式は式典ムードがほとんどなく、ガイダンスはもはや完全に事務的な気だったが、これはこれで合理的だ。もともと東京商科大学という名前だっただけに、プラグマティックに物事が進んでいく。実学を重んじているようだから、なるほど、道理で一橋には文学部がないわけだ(笑)

帰りは新歓のビラ配りなどの早稲田のようなお祭り騒ぎはなく、普通に帰れました。本来これが正しいんだよね(笑)
4年前の自分は、入学式後は将棋部のブースで将棋を指してました。
まさか4年後に一橋のMBAに入るとは、つゆほどに思わずに…