馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

卒業式の話とか

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先日は誕生日会&プレゼントありがとうございました。
23歳ですか…う~ん、実感がわかない。( ̄▽ ̄;)
ところでブログのほうも同じ誕生日なので2周年です。
これからもぜひごひいきに。
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昨日は卒業式でした。
一文なので、卒業式は第3回。
そして、まさか能楽師小鼓方の人間国宝の方までいらっしゃるとは…
卒業式中に、「よぉーっ、ポン!」と「三井寺」の演目が映像で流れるさまは、なかなかシュールでした…

第4回(理工とスポ科)は桑田さんが答辞を読んだとか。
もぐればよかったかもf^^;
桑田氏主席卒業 早大大学院早大で答辞

白井総長のお話の冒頭。
「優秀な成績で悠々と卒業される皆さん、…そうではなく貴重な経験を積んで卒業される相当数の皆さん」
これには皆笑うしかないが、後者ですw

校友会の幹事さんで面白かったのは、
「早稲田の諸先輩たちは幅広く…、
…(職業などの列挙が続く)、内閣総理大臣、ホームレス、
このような様々な職業の人材、層の厚さに貢献しています」

ホームレスの人材の層の厚さにも貢献していたのか!
一同大爆笑でした。

あとは校歌に対する熱い思いを語ってくれました。
安保闘争のとき、デモ隊は校旗を掲げて校歌を歌っていたとか(デモより、校歌を歌うほうが目的になってないか?)
早稲田の校歌は日本で最初の校歌であり、東大には校歌がないつまり国家の大学には志がない、早稲田にはある!とか。

よくよく考えてみると、いい歌詞だなと思う。
校歌さえ歌えば盛り上がれる早稲田のノリを惜しみつつ歌いました。
映像に奇抜な髪型をした人が何人もいたので、ところどころ吹きましたがw


校歌のあとは「早稲田の栄光」を肩を組んで歌え!という無茶振り。、
(「紺碧の空」ならまだしも、この曲はみんな知ってるわけではない)
卒業証書授与のときに曲だけ流れてたのでなんとなく歌いながら、
サビだけでかい声でみんな歌う感じで、とりあえず盛り上がっとけ!なノリでした。
だがいいんだ!盛り上がれば!

卒業式後、学位証書を頂く。
文学の学士…そういえば文学の授業には一度も出たことが無い。
心理学や社会学、哲学の授業を好んでとってたからね。
専攻の西洋史学は結局、英語とドイツ語の翻訳ばっかりが記憶に残っていて、いまひとつ歴史を学んだという感じがしない。
確かに発表とかもあったけど、毎週の課題はやっぱり翻訳だったからかな。

イギリス史の教授はロンドンから帰りたてで「自分が英語を話しているのか日本語を話しているかわからない(笑)」と言いながらもいいお話をしてくれました。
ドイツ語、ドイツ史でお世話になった、現役最長老の教授のお話では
「人生はなんとかなる、けど、なんとかなっても決してハッピーエンドにはなりません。歴史学んでたらだいたいわかるでしょ?」
そうですね、ハッピーエンドはありませんよね(笑)
近現代ドイツ史の先生が言うとなおさら重い。

乾杯後ビールを飲みながら教授たちとおしゃべり。
その後、サークルの飲み会へ。
色紙&プレゼントありがとうございました。
あと、CONTI先輩、忙しい中合間を縫って来て下さり感謝です。

飲み会自体はいつもと変わらない感じではあるけれども、
この先こういう機会があまりなくなると思うと、
どことなくもの悲しい気持ちもあるような、
なんとも言葉にしようのない不思議な気分でした。
今さらあえて多くのことを言う必要はないだろうし。
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ(Old soldiers never die; they just fade away.)」

翌朝の教習所に備えて二次会は出なかったが、帰るにはまだ早い。
というわけで真魚さんと芳林堂書店へ。
やはり本に詳しい人と本屋巡りはいい。
だからといって、春画についてご高説を賜り2人で春画を見てるなんて、
卒業式の日に何やってんだw
思えば入って一ヶ月の後輩の家に二人で奇襲をかけたりとか、振り返ると色々あったなぁ。
語るに足る友人と会えなくなるのは寂しいが、
これまでと全く違う環境の中で、
新しい道を開拓していくのだから、
あまり後ろばかり振り返るのもよくない。
1日は入学式で、その後いきなり合宿だ。
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また、新戦法のレパートリーを増やすべく、将棋コーナーにも行った。最近は、相振り飛車や角交換振り飛車が流行ってるらしい。
どちらも苦手なので、色々迷ったが、
東大将棋部の「角交換振り穴スペシャル」にした。
振り飛車穴熊は好んで指すが、相手も穴熊に組んでくると攻めがきれやすい。
その点、角を手持ちにして戦うなら攻撃力が増すので
楽しみな局面が増えそうだ。
後手番の有力戦法にしようと思っている。