馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

りぼん2009年9月号10月号感想その2

りぼん2009年9月号感想その1 -新條まゆ先生に続く衝撃!「姫ちゃんのリボン」リメイク連載決定!?-
込由野しほ「姫ちゃんのリボン カラフル」リメイク新連載第1話  -りぼん2009年10月号感想-1

昨年10月以来の「りぼん」感想です。
いつも検索できてくれてる方々、本当にすみません。
がんばって4月号に追いつこうと思いますf^^;

・種村有菜「桜姫華伝」

カラーカットの色使いが素晴らしい。
桜色の柔らかな雰囲気がページいっぱいに広がっていて、
とてもいい雰囲気に仕上がっている。
さすが種村先生。

さて本編は思いを遂げる青葉と桜姫。
と、さりげなく便乗、平行して琥珀と疾風もf^^;
一方で、藤紫のほうは、青葉と桜をくっつけるために
ちょっかいを出していたと本人は言うが、
その物憂げな表情は、本当はガチだったのか…

バトルのほうは一度落ち着いたので、
10月号でもラブラブモードが続くのですが、
最後、死んだはずの桜の兄が登場…!
これは一体…?

・酒井まゆ「MOMO」

ナナギの過去編が終了した前号。
またしてもやってきたピコと手を組もうとするナナギだったが
心変わりしてモモと和解。
10月号では、夢の幼なじみ叶歌がとにかく不憫でしょうがない。
う~ん、これはつらい。

・新條まゆ「ハートのダイヤ」

ざっとあらすじ。
主人公姫乃には、「ハートのダイヤ」というどんな夢でも叶えてくれる幻のダイヤが心臓に埋め込まれている。
小さいころの初恋の人三ツ葉真守(みつばまもる)と、剣影護(つるぎけいご)に中学で再会するのだが―

という第1話。
設定はともあれ、新條先生はりぼん用少女漫画
を描こうとしているようだ。
エロいシーンが全然ないのはなんとも新鮮だf^^;

が、しかし。
最後のページで影護が姫乃に語り掛ける場面。
「お前は世界中の男から心と体を狙われる…」
ちょwwこれからの展開が不穏になってきたぞ!(性的な意味で)

「そして…俺はお前を守る守護神だ――…」
って、このコマよくよく見ると―おいおいw
胸さわりながら、そんな台詞を吐くなw
それに、心臓にハートのダイヤとやらがあることを言うのに、あえて触りながら言うことはないだろうよ(笑)
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いっぽう真守のほうは、2話でヒロインの危機を救うまともな再会でした。
以前書いたとおり、あまりエロい描写をさすがに「りぼん」ではしないと思うのです。
とはいえ、新條先生の作品からエロを取ったら何が残るのだろう?
その意味でもこの漫画はいったいこれからどうなるのか、気になるところです。

・春田なな「スターダスト・ウィンク」

幼なじみの真白は、特に不穏な動きは見せずに退場。
三角関係が四角関係になるようなことはありませんでした。
杏菜の初恋の相手が日向だったという、過去設定を示すために出てきたキャラだったようで、どうやらお役御免らしい。

代わって登場した新キャラは、黒髪ストレートに前髪パッツンな眼鏡っ子、望月さん。
日向と同じ美術部でよく話す間柄。
しかも、日向が好きらしいことが言動からダダ漏れだ。
ライバル出現だが、ドジっ子望月さんは愛嬌があって憎めない。
ひたすら、杏菜がやきもきする過程を描く展開だが、こういう描写が少女漫画の本筋のように思えて、ふとなつかしい気持ちになる。

・津山ちなみ「HIGH SC0RE」

荒ぶるFカップの祟り神とか…!
毎度のことだが、津山先生の発想は一体どこから出てくるんだ…
ちなみに、私がTwitterを始めたのは津山ちなみ先生が(ちなみにかぶった…)始めたという話を聞いたからですf^^;

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