馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

りぼん2009年2月号感想その3

りぼん2009年2月号感想その1 種村有菜「桜姫華伝」第2話
りぼん2009年2月号感想その2 春田なな新連載 「スターダスト☆ウィンク」第1話

津山ちなみ「HIGH SCORE」

さよとかおりのバレンタインネタでした。
よりによってこの二人…
二人の手練手管が、わかっていても相変わらず面白いです。

酒井まゆ「MOMO」 第6回

前回2ポイント目をGetした夢。
しかし、幼馴染の叶歌、なぜかわいい?
男にしておくにはもったいないf^^;
大魔王様は、バラをしげしげ見つめるや、
食った!!! (゚ロ゚;)エェッ!?
年齢は98億5千万歳以上であることも発覚。
底知れない…

話の本編では、ナナギが夢の護衛につくことになり、
学校にも登校。
なにやら一波乱ありそう。
藤田実結(みゆう)という新キャラがやはり登場。
いかにもなきっかけからナナギのことが好きになった様子。
夢が体育の時間ということで、教室に置きっぱなしにした、
地球の代表者であることを示すブレスレットに手を伸ばすが…!?

カラー扉はデジタルの色がしっかりしてていいね。
けど、また、トーンの量が増えてきたような気が。

小桜地なつみ 「フライハイ!」 第4回

ルカ・ミラーを味方につけた芽留。
なんと敵の総帥・鮎沢に話し合いを持ちかける。
そんな馬鹿な…と思いきや、鮎沢は話し合いに応じた!
しかもとりまきを連れずサシで。
話に応じたり、バトルになったりすることもなく、余裕の対応。
手下を連れて好き放題しているのは、何か理由があってのことだろうか。
本気ではないと見える。
徐々にクラスの支持を集める芽留だが、はたして体育祭を成功できるか。

大岡さおり「ぷちパレード!」第3回

きつねの妖精を連れた忍者が登場。

…え?忍者!?

あれ、前回の最後のコマで主人公を狙おうとしていた人は?
と思ったら、主人公のカバンについてるマスコットに対して一目ぼれしたのが、まさに忍者その人だったのです。

二重に裏切られたf^^;

藤原ゆか「CRASH!」第22回

ドラマ撮影の話とスキャンダルの話、2つ一緒にきれいにまとめたね。

いしかわえみ「絶叫学級」第5回「ブラッディバレンタイン」
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いやあ、見事な伏線の張り方とどんでん返しでした!
主人公がヤンデレだったとはF^^;

ついに「りぼん」にもヤンデレが…
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2月号です。バレンタインネタです。
しかしてその実態は「絶叫学級」と「HIGH SCORE」なので両方まともじゃないっすね(笑)

持田あき「君は坂道の途中で」最終回

花嫁の切ない追憶の物語として終わりました。「君は坂道の途中で」
しっかり雰囲気のある漫画だったし、なかなかうまくまとまってたんじゃないかと思います。
この人はカラーも上手いので
カラー扉をあげてください、
りぼん編集部の方々お願いします!

来月号から実姉の槙ようこ先生が復活されるので、姉妹で掲載なるかと思われたんですが今回で最終回でしたね。
ぜひとも、持田先生の次回作には、代表作となるような作品を期待したいところです。
連載お疲れ様でした。

ところで、槙ようこ先生が新連載を3月号から開始です。
その名も「勝利の悪魔」ッッ!!
なにやら不穏なタイトルですがどんなストーリーを見せてくれるのか。
休載になった「山本善次朗と申します」の続きも、コミックス4巻で読めるようです。

樫の木ちゃん「株式会社ラブコットン」最終回

大成功を収めたラブコットン。
→昔は狭い吹き間風が入るボロ屋で、金もなくて電気も止まったりして…
だけど毎日楽しかったなぁ…
→全店舗を全て閉め、故郷M市に再び店を開く。
→「あたしは あたしの信じた仲間と信じた道を進むだけ!」
→ご愛読ありがとうございました。増刊号で番外編をやっちゃいます。お楽しみに!

打ち切りなのか…!
前回のラストから挫折を経験して、再び立ち上がり成功を、という展開になると思ったんだけどね。
曲がりなりにも、この最終回で成功の大枠を示してまとめたのもわかるけどね。
もっと成功へのプロセスとストーリーを見たかったね。
新連載が3つ続くから枠をひとつ空ける必要があるのは分かるけどね。
やっぱり、もったいないんじゃないかな。

次号から槙ようこ先生が加わり、酒井まゆ、春田なな、種村有菜の4枚看板が揃うとはいえ、4人ともまだコミックスが出てないわけです。
まだ始まったばかりだから。

大御所「HIGH SCORE」は別格として、「CRASH!」が4巻、「株式会社ラブコットン」が5巻だから、今の「りぼん」で長く続いてるのはこの2作だけ。
この2つのうち片方を終わらせちゃうのはけっこう危険な橋では?
「君は坂道の途中で」は10話でまとまるからいいにしても、ラブコットンはストーリーもので長く続いているんだから、いきなり終わらせるのはもったいない。
先が見たかった作品でした…残念!

たった4ページのためにサンリオに納めるお金や、ゲームやDVD紹介の冊子とカラーページに使うお金は、連載枠をひとつ増やすために使うべきだと思うんだ。
これで来月から、槙ようこ、種村有菜、春田なな、酒井まゆ、松本夏実の5人の枠はがっちり埋まる。
大岡さおり、いしかわえみ、藤原ゆか、小桜地なつみの中堅、若手の連載枠は半年たっても空くのかどうか。

とすれば、若手が育つ機会が少なくなるんじゃないかな、と。
増刊を見ると、牧野あおい、黒崎みのり、彩原その、優木なち、等連載も読んでみたい人たちがけっこういます。
さらには、連載を終えた持田あき先生に、
実は30ページくらいの漫画を描いても面白い半澤香織先生、
来月号で読みきりを描く朝吹まり先生もいます。
武内こずえ先生もいますね。

種村、春田、槙の3号連続新連載というギミックは大いに結構。
その一方で側面の援護と未来への投資という点では甘い気もします。

ともあれ、続々始まる新連載の種が実ったとき、読み応えがもっと出てくるんじゃないかな、と。
これからどうなっていくのか、目が離せません。
早く次号が読みたいけど、節分に発売か…
2月号が12月29日発売だったせいか長く感じるF^^;
さて、週刊東洋経済でも読むか…

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