馬車郎の私邸

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プロレスリング・ノア Winter Navig."08最終戦 日本武道館 観戦記その1

久々のプロレス観戦。
生で見るのは通算4回目、日本武道館は2回目です。
今まで見たのは↓
3月29日後楽園ホール グローバル・タッグリーグ開幕戦
4月29日日本武道館  グローバル・タッグリーグ最終戦
5月15日後楽園ホール 「プロレスリング・ノア Northern Navig."08 開幕戦」

ちなみに去年の、Winter Navig.'07最終戦では、小橋選手の復帰戦が行われました。
くしくもちょうど去年に腎臓がんから復帰したのに、今度は腕の怪我に見舞われ欠場中です。
また、ついこの間にもまた手術をしたそうです。

Yahoo!ニュースより

両ひじ手術で欠場中の“鉄人”小橋建太(41)が11月29日に右ひじの再手術を受け、これにより、本人が望んでいた09年春の復帰が白紙になったことが4日、分かった。
 9月に行った尺骨神経マヒの手術で、右ひじに埋め込んでいたボルトが悲鳴を上げた。11月13日の検査でボルトが外れてきていることが判明。27日の再検査でさらに悪化し、佐々木良介主治医からも「このままではあと4、5日でボルトが皮膚を破いてしまう」と警告され、29日にボルト除去の緊急手術を行った。
 ボルトが外れるケースは異例で、当初、体内に残したままの復帰を考えていた小橋には痛恨だった。「リハビリも順調に進んでて、春ぐらいまでに復帰できるかと思ってたけど、また上半身の練習もできなくなったし、今は何も考えられないね」と表情を曇らせた。
 自身11度目の手術となったが、鉄人の視線はあくまでリングだ。「心は折れないよ」とファンに伝えるように、この日も都内の道場で下半身のみの練習で汗を流していた。


売店でグッズを買うと小橋選手にサインしてもらえるのですが、ひじにボルトを埋め込んでいる人にわざわざそんなことをしてもらうのは気が引けるので、今回は断念しました。。゜゜(´□`。)°゜。
小橋選手の剛腕が早く良くなりますように。

試合前のお楽しみ「のあのあくじ」では、ポスターとNOAHロゴTシャツが当たる!
Tシャツは普通に買ったら3000円なのでラッキーでした。
ポスターは部屋に貼ってみたら予想以上にでかい。


2008120716000000

試合の30分前から、試合の前の試合が2試合ありました。

シングルマッチ10分1本勝負
平柳玄藩 ×宮原健斗
8分27秒
玄藩クラッチ ※フルネルソン式キャメルクラッチ


最近売り出し中の小悪党平柳玄藩が、健介オフィスの宮原に正統派の試合運びで勝利。
時々反則はしてましたが…
例:走りこんできた宮原に、レフェリーをぶつける等

平柳は、金丸と鼓太郎の子分として、彼らの試合にちょくちょく介入しては悪さをしてきたので、きっと今日のKENTA&石森とのジュニアタッグ選手権にも乱入してくれるでしょう。
札幌の試合では、KENTAに2階から1階の売店に投げ落とされてしまったらしいですが…f^^;

6人タッグマッチ10分1本勝負

志賀賢太郎 橋 誠 川畑輝鎮 vs 太田一平 菊地 毅 井上雅央
10分00秒
時間切れ引き分け


10分だから決着はつきませんでしたが、最後のほうの攻防は結構良かった。
試合終了のゴングがなった後、太田がエアブレンスピンで橋をかつぎあげくるくる回る。
太田が回すのをみんなでサポートし、橋と同じ組のはずの志賀と川畑まで加わる(笑)
そして5人で勝ち名乗りをあげて、場内爆笑。
哀れ、橋…

第一試合シングルマッチ20分1本勝負
○青木篤志 ×伊藤旭彦
14分08秒
腕ひしぎ逆十字固め


伊藤が青木の足を集中攻撃、青木は伊藤の腕を集中攻撃の展開。
最後のほうは延髄斬りや各種スープレックス、ボディプレスをくらって青木の負けかと思いましたが、一瞬の切り返しから伊藤の腕を取り、最後は腕ひしぎで大逆転!
いい攻防でした。

第二試合タッグマッチ30分1本勝負

小川良成 ○田上 明 vs×本田多聞  杉浦 貴

11分54秒
ツクバ薪割り→体固め


全日以来のベテラン二人対、アマレスに実績を持つ二人の対決。
小川が杉浦をタオルでひっぱたいてからかい、ゴングが鳴る前から早くもやりあう。
杉浦と田上のやりとりが面白かった。
田上が杉浦を場外に放り出して追撃すると、杉浦がすばやくリングイン。
田上が場外からリングに戻ると、杉浦が場外に出てしまう。
さらに杉浦と本田は二人がかりでレッグロックや股裂きを敢行。
その上、小川を相手にしているときにも杉浦は、小川を無視してエプロンサイドの田上にたびたび攻撃を仕掛ける。

さすがに元四天王として田上も我慢がならない。
普段出さないような、延髄斬りや二ールキックなども出して反撃。
小川良成ともバックドロップ&のど輪落としなどの連携を決める。
最後は、本田多聞にのど輪落とし→オレが田上→ツクバ薪割りでフィニッシュ。
小川、杉浦と比べると(といってもこの二人もそれぞれ42歳と38歳だが)、ヘビー級の二人の動きは鈍かった。
とはいえ、久々の田上の活躍が見られて、見に行ってよかったです(^_^)


第三試合6人タッグマッチ30分1本勝負
○モハメド ヨネ 丸藤正道  力皇 猛 vs
×リッキー・マルビン 佐野巧真 高山善廣
16分01秒
キン肉バスター→片エビ固め


まずはジュニア同士、マルビンと丸藤がアクロバティックな攻防を繰り広げ、力皇と高山がパワーでぶつかり合う。
ヨネと佐野は蹴り合い、といった風にそれぞれの持ち味が出たいいタッグマッチだった。
丸藤選手を第3試合で使うなんて贅沢な…

マルビンにフェースロックをかけてるときに「こっち向いて~」と言われるとすかさずお客さんのほうを向いたり、マルビンに変形四の字固めをかけられてるときに自慢のアフロをいじられたり、ヨネは相変わらず楽しい人です。
観客にしゃべりかけるパフォーマンスがいいね。
けど、最大の必殺技が筋肉バスターでは、やや説得力に欠けるかも。
技の数が増えるといいね。

最後、フォールを取られてしまいましたが、最高に動きが良かったのが、リッキー・マルビン。
ロープを綱渡りしてからミサイルキックを力皇を吹っ飛ばしたり、二人まとめてムーンサルトプレスを食らわせたり、様々な動きで相手を翻弄していました。
悪に染まった鼓太郎に裏切られて以来、あまり目立ちませんがもっと評価されるべき。
金丸&鼓太郎との抗争がすでに勃発している、小川良成と組んでジュニアヘビータッグに挑戦とかなったら、面白そうだ。

マルビン名場面集↓動きが尋常じゃない…!!