馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

りぼん2008年7月号感想

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昨日本屋のレジで、「りぼん7月号」「週刊プロレス」「テニスの王子様 42巻」を同時に持っていったのでレジの人に怪訝な顔をされたf^^;
りぼんは妹で、テニプリは腐女子の姉用と思われたに相違ない。

さて、種村有菜大暴れのりぼん....
「紳士同盟+」の最終回はまあ普通..(←普通か?)
重婚という結論、そして、お得意のポエムもあり、まあ、大団円か。

が、問題は「紳士同盟」最終回と同時掲載の新連載、
「絶対覚醒天使 ミストレス☆フォーチュン」(笑)
巻頭カラー52ページのBIGな新連載、タイトルからしていやな予感が漂いまくるのだが、意を決して読んで見ると、やはりこれは.......!

さらば、りぼん..!
りぼん最大の危機、ここに来たれり!!!
酒井まゆ先生の9月号からの新連載がコケたらりぼんは終わるっ!

感想は書くまでもない、先月号の予告にあるとおり「こんなステキでどうしましょう!?」だ。
「絶対覚醒天使 ミストレス☆フォーチュン」第1話のあらすじはこうだ!!

立花妃(たちばな きさき) は14歳の中学2年生。コードネームは"フォーチュンティアラ"。
羽柴銀色(はしば ぎんいろ)も 同じく14歳の中2。コードネームは"フォーチュンクォーツ"。
二人は防衛省の秘密組織『PSI(サイ)』に所属する超能力コンビ「ミストレス☆フォーチュン」である。彼らは宇宙から来たイーバ(地球外生命体)と日夜戦っているものの、その正体を明かすことは当然ながら禁じられており、むろん組織やイーバのことも秘密にしている。

銀色は子供の頃から能力が高く5歳で『PSI』に入った優等生に対し、妃は去年入った新人で超能力レベルは銀色に遠く及ばない。が、妃は銀色のことが好き。また銀色も妃のことが好きである。ただし好きなのは妃のEカップであった。(!!)

銀色のことをもっと知りたいけど規則により個人情報は公開禁止、そのジレンマを日記に書き「他の女の子がいなくなっちゃえばいいのに」と思ったことが大変なことに発展してしまう。イーバが妃の思考を読み取り、妃の友達や組織の女の子ばかりを消してしまったのだ。とんでもないことを仕出かした汚名返上のためにもそのイーバと戦いに挑むティアラとクォーツ。
ティアラはドーピングとも言える一時的に超能力がUPするPSI特製の超能力ドリンク(なぜか材料はサッカリンらしい、サッカリンって人口甘味料では?)を口にして何とか勝利、女の子たちも無事に帰り事件は解決するのでした。

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羽柴銀色....!
ぎんいろって..!
なんだろう、この刹那・F・セイエイ(笑)以来の衝撃は。
苗字普通にしてるんだから、名前も普通にしようよ、ってこの人が普通の名前をつけたためしがあまりないのだった。

あと、防衛省とか..こいつらは公務員で共済年金に加入してたりするんだろうかf^^;

「他の女の子がいなくなっちゃえばいいのに」と思ったことが大変なことに云々というのも、またずいぶんな....
全世界BL宣言。
その手のお姉さんたち歓喜(笑)

14歳でEカップっておいおい..
んな、まさか。
そして、銀色お前...
いや、気持ちはわかる、自分も身に覚えのないことではない。
種村先生が自重したのか、主人公は実際にはEカップには見えない描かれ方ではあった。
真魚さん、夜昴さんと協議の結果、せいぜいDカップであろうという結論に落ち着いた。

ところでEカップを検索してみたところ、このようなデータが。
「ブラカップの編年の推移データを見るとカップサイズは徐序に大きくなっていますね」と広報担当の岩橋さん。
以下、トリンプ調査のデータによると、
1980年:Aカップ58・6%/Bカップ25.2%/Cカップ11.7%/Dカップ4.5%
1990年:Aカップ44.7%⇒32.3%/Bカップ30.5%/Cカップ21.4%/Dカップ10.0%/Eカップ5.6%/F0.2%
1992年:Aカップ25.9%/Bカップ28.3%/Cカップ24.1%/Dカップ12・8%/Eカップ7.8%/F1.1%
1996年:Aカップ23.8%/Bカップ34.2%/Cカップ23.9%/Dカップ11.7%/Eカップ4.4%/F1・8%/Gカップ0.2%
2004年:Aカップ10.2%/Bカップ27.8%/Cカップ27.8%/Dカップ21.5%/Eカップ10.0%/F2.1%/Gカップ0.6%


B,C,Dが大半で、AとEとが1割ずつ、F,Gはさすがにまれということらしいです。
胸の話といえば、先月の「チョコレート・コスモス」の反省漫画でもそんな話が。あった。
(左の漫画家ファイル→チョコット・ネットから)

そんな話はともかく、相変わらず「HIGH SCORE」が面白い。
今のりぼんの真のエースは津山ちなみ先生だ。
俺は、この6ページのために毎月450円払っても惜しくはない。
後は、春田なな先生たちに期待だ。

種村先生は、カラー5ページに漫画80ページさらにその他もろもろという離れ業はすごいし、技量はさすがなんだけど、今回はあまりにも.....!
この漫画が「なかよし」「ちゃお」とかに掲載ならナチュラルだが、「りぼん」には似つかわしくないねぇ。

さて、かような危機について真魚さんと長く論じ合った。
(少女マンガ研究会的な活動だなオイ)
とにかく、内部からの改革が必要であると、懸賞はがきに書いて提言した。
また、本屋バイトをしてるのですがりぼんが売れなくて困ってます、とも。

「りぼん」復活の日は果たして来るのだろうか.....
いまや「ジャンプ」が「250万乙女恋のバイブル」で、「りぼん」はそうではない。
さながら、「週刊少女ジャンプ」と「月刊種村有菜」である。

夜は、真魚さんと二人でカレー屋「YAMITUKI」に。
あえて今日はゴーヤにチャレンジ。
ほどよい苦味が、カレーの辛味とあいまって絶妙のハーモニーを奏でる。
その後、芳林堂にも行って、コミックコーナーを物色。
本屋さんならではの視点からの話を聞けた。

ずいぶん、今日は喋ったな...。

今日の作業用BGM↓