馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

テニミュ ドリライ5

ミュージカル「テニスの王子様」コンサートDream Live 5thに行ってまいりました~。

...2回も(笑)
生で見るのは初めてでした。
レポですが、2日分一括して書いて、相違点についても記憶力の許す限りで書きます。
感想というかレビューというかよくわからないものですが、曲自体を記事に埋め込みましたので、テニミュ知らない人も、いけなかった人も、行った人も曲を楽しんでいってください。

[開演前]
1日目:
西洋史概論が二週連続で休講。
何のために大学に来たのやら~
やはり来てしまった初対面の人と一緒に文カフェでお喋りしました。
アナウンス研究会か演劇系のサークルに入ってるんですかと言われる。
これ言われるの4回目なんですが.....
齧った程度なんだけどね。

いささか安く値切ったチケットを持ち、いよいよ会場へ向かう。
さて、そのあとは早稲田から大手町、東京へ地下鉄で行き、東神奈川まで京浜東北線、そこから横浜線に乗り換えて新横浜へ行く。
そこが会場の横浜アリーナだ。

この日は2階席だが、俯瞰で見れるので見やすいといえば見やすい。
東急ハンズで買ったオペラグラスもあることだし。

2日目:
10時に真夜さんらと待ち合わせ。
チケットを受け取る。
そして、DVD4枚を返却。
おかげで、予習ばっちりです!
この日はセンター席、ペンライト持参で応援に参加。
始まるまで隣の人とお喋りした。
立海ファンとのことだ。

そして、開演。

[Dream Live 5th]

まず最初に各校の部長が登場したあと、青学、六角、立海、比嘉の各校がそろい踏みし、ダンスを披露。
かくも大人数というのは、目移りするね。
舞台のイケメンたちにも、客席の女の子にも。
青学が2曲、続いて立海が登場。
黄色い集団に場内の歓声は爆発した。
負けることの許されない王者〜非情のテニス


トークでは幸村が「2回目のライブなのに、みんな動きが悪すぎるよ!」と原作のセリフを再現。
今回ジャッカル桑原の役の人がいないので赤也が「目立つ先輩はいないほうが...」と言ったところ、真田が「赤也ッッ!!」と言いつまみあげる。
ほんとこの人真田やわ...
つまみあげられた赤也カワユス (´▽`)

最初からクライマックスな真田は「風林火山」をソロで熱唱!
ラケットを使った演舞という感じで文句なしでかっこいい!


そして、後ろ側のステージに比嘉中登場!
今回の会場は前と後ろの両方にステージがあり、前のステージからは花道のついたもう一つの小さなステージが張り出している。
1曲歌ったあとトークをはさみ、前のステージに現れた不二が「それが君たちのテニスなのかい?」
と突っ込み、歌う。途中から河村も登場。
「こ☆れ☆が、君ったっちの テッニッス な~のかい?♪」「テニッス☆TO☆HA♪」と独特のリズムで聴いてて楽しい曲。
踊りながら歌うのですごく大変そうだったけど、何とか最後まで遣り通しました。
お疲れ様。


さらに、不二と佐伯のトークのあと、佐伯が六角メンバーと「一つやり残したことがあってね」(正確な曲目は不明)を歌った。
六角メンバーのトークは、1日目と2日目で違うものであった。
元々帽子をかぶってるキャラの木更津が、帽子をなぜかかぶってる剣太郎に「帽子取れよ、キャラかぶるだろ」といちゃもんをつけたシーン。

一日目は「俺が先輩だぞ、先輩の言うことが聞けないのか」に対して、
1年生ながら部長の剣太郎が「俺は部長だ」と切り返しやりこめる。
一方二日目は、木更津が「取ったら女の子にモテるかもよ~」と剣太郎の性格を利用したセリフに変えていた。

そしてドリライ5、1番のサプライズ,
手塚がワイヤーアクションで空を飛ぶ!!!
そのうえ復活の唄を歌いながら!


見事歌い終えた手塚に対し、「手塚ァァァァァーーーッッッ!!!!」
の雄たけびが会場に轟く。
そう、比嘉中部長"殺し屋"と異名とる木手永四郎の登場だ!
曲自体がものすごくかっこよくて、今回のライブでは一番好き。
大音響がこの曲で最も威力を発揮したように思う。
木手役の人は歌もさることながら、ダンスもうまい。
クルクルクルって回るのが見てて楽しい。

手塚vs木手
本当この曲いいわ..


でも結局、原作通りバターン!と倒れて「手塚ァァァァァーーーッッッ!!!!」と叫ぶ。
それを見て手塚が一言。「木手、倒れ方がうまくなったな。」
倒れた木手を運ぶため、比嘉メンバーが担架を持ってくる。
が、しかし、担架の棒だっけ持って帰ってしまう。
木手、「手塚ァァァァァーーーッッッ!!!!」と叫びながら帰っていく。

おいしいな、木手(笑)

そして、リョーマ登場。
4代目のリョーマは声がやや高めで可愛らしい。
さらには、ゲストとして、因縁の相手である白菜.....いや亜久津が現れ、
リョーマが挑発。「お客さんにも忘れられてるんじゃないの?帰ったら?」
白菜「俺に指図するな!」
というわけで「俺に指図するな」を独唱。「奴隷人生」じゃないよ。

後ろ側のステージには、ゲストの氷帝の忍足、ルドルフの金田、不動峰の石田が登場。
宮野真守は実は、石田役なのだ。ちなみに宮野真守を生で見るのは自分は初めてではない。
昔、ジャンプフェスタの「DEATH NOTE」のステージで見たことがある。

1日目は特に立海のメンバーに送られた歓声、否、嬌声でだいぶ耳が痛くはなりはした。
しかし、2日目、忍足登場のときの声援で真後ろの人の歓声で完全に左耳がやられてしまった。
今もぼわーっとしている。
女性が99%を占めるわけだから、高音の歓声が音響設備の整った会場に反響して轟くわけだから、すさまじい。
まして、感極まったならそれはもはや奇声や嬌声といった類のものである。

さて、この3人のトークの後、一日目は「VICTORY」、二日目は「真剣勝負とはそういうこと」が歌われた。
忍足「♪お坊ちゃまにはわからへ~んパッション!!(ポーズ付)」
石田「ナイスパッション!!ナイスパッションです忍足さん!」
何やってんだ、こいつらf^^;
振り付けを亜久津もやってたのが笑えるf^^;

暗闇に、「お前らもう後がないんじゃねーんの?」という言葉が響く。
立海メンバーが通路からステージに上がる。
当然横をキャストが通るわけだから、みんな大騒ぎだ。
かくいう自分は通路側だったので、目の前に赤也を見た。
「この、ワカメ野郎...」(笑)

背広(制服)を着た立海メンバーが踊りながら、「お前ら....崖っぷちギリギリ」を歌う。
イントロがとってもいい曲だ。


この曲の振り付け、今回のライブでは「慰めあいの そ~の後で」の部分で、
上着をを半脱ぎするんだけど、そのたびに嬌声が上がるf^^;
もう、みんな好きなんだから。

「崖っぷちギリギリ」に対応する曲「ここからが...俺たち」をゲストと六角が、難しいステップのダンスで歌う。


その後1曲あって、「攻めろ、強くなれ」が歌われる。
海賊姿の比嘉中メンバーが登場。「バイキングホーン」にちなんでのことか。
甲斐が空を飛びながら頑張って歌う。
終わった後、田仁志がワイヤー使って「ぬぉぉぉ!ビッグバン!」を見事に再現。
参照
「あの巨体が飛んだ!?」を地で行く演出、見れてよかった..。

さらに沖縄言葉のクイズ。
1日目は、1問目が「みなさん、こんにちは」という言葉。
2問目は田仁志のセリフ。
2日目は、1問目が「ゆくいみそーれー」すなわち「お休みなさい」
2問目は、「どうゆはぶおおはぶ」すなわち「あなたは大ハブを持っていますか」という意味の言葉.....って英語じゃん!

後ろのステージで「ペテン師だぁ?何とでも言え」を仁王と柳生のコンビが歌いながら踊る。
このダンスが生で見れるとは!
Absolute King立海feat.六角~First Service「ペテン師だあ?何とでも言え」全景バージョン


そして、ダブルスタイム。
終わったあと、ゴールデンペアが「充電完了」を歌った。
確かルドルフ戦の曲だっけ。
菊丸が実にいい笑顔を見せていた。

三代目海堂が「おれはマムシだ」をソロで歌った後、4代目がお疲れ様の言葉をかける。
手塚役の人がふざけて最後に一言、「手塚国光をなめるんじゃねぇ。」と海堂のセリフをパクる。

ダブル海堂を含めた青学メンバーが「カナダ☆レモン」、もとい「ザ・レギュラー」を合唱。
やはりこの曲は盛り上がる。

真田が前のステージ、幸村が後ろのステージで向かい合い、
いちゃつきソング「迷いはない」を歌った。


演出の上島さんが出てきて一言、「お前ら、気は済んだか? f^^;」
「元気ですか~!!」とアントニオ猪木風に観客に問いかける。
観衆の反応は言わずもがなである。

青学メンバーが、「俺たちの合言葉」という新しいバラードを歌う。
そしてその後は、全員でクライマックスに向けてステージ狭しと歌って踊る。
「ダダッダッ!」の曲と「○○ファイト」の曲が歌われた(曲名わからん)

アンコールでは、「ジーザス!ジーザス!ジーザス!」と連呼する曲だった。
たぶん、自分の空耳だ。だがそう聞こえる。「ジーザス・クライスト・スーパースター」じゃあるまいし。
ダブルアンコールは「On My Way」でシメ。

最後のほうは、みんな背中のチャック全開で緑色の生き物がびょんびょんわらわら飛び回っていました。
まったく自重しないwww
まさに跳梁跋扈、さながら亜空間。

ああ、こういうの
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ちなみに最後のほうの曲では、キャストは通路を走ってくる。
幸い、通路側の席だったので、忍足役の人とタッチしてしまった!!!!
確か、斉藤工さんでしたっけ?あざっす。

さて、総括すると、今までのドリライよりも洗練されていたように思える。
特につなぎが素晴しかった。
ライブにうまく流れを作っていた。

ダンスは特によかったと思う。
空耳もさして気にならなかった。
確かに公演でなんて言ってるかわからないのは困るが、
ライブである以上ノリが第一。
その意味で十分素晴しいものだった。

生で2回見るだけの価値はあった。
あのすさまじい歓声を体験することはなかなか出来ない体験だ。
もちろん、原作の再現としてもライブや芝居としても、なかなかのものだ。
端的に言って、良かったと思う。

帰りの群衆は99,3%は女の子だろう。
千石のセリフを引用するなら、「わ~い、(腐った)女の子がいっぱいだ~」と言ったところか。

[帰り」
1日目:
最近古典をあまり読んでなかったので、プルタルコスの「似て非なる友について他3篇」を行きと同様読んだ。
夕飯は家族と一緒に、真夜さんに借りたドリライ4を見た(笑)
弟は自分が貸したテニプリを愛読し、最近は週一でテニススクールに通っている。
父は昔、テニスをやっていた。
母は興味津々であった。

2日目:
帰りの電車で話の弾んだ人となぜかマイミクになる。
横浜で降り、中華街にでも行こうかと思ったが、腹が減ってたのでそごうの10階の韓国料理屋に行く。
ユッケジャンメンを注文。
去年の早慶戦コンパで2連続で一気飲みしたのは、マッコリと何かのサワーだったことを思い出し、ついでにマッコリも飲んだ。
2008051814480000

帰りの電車では行きと同様カエサルの「ガリア戦記」を読んだ。

崎陽軒のシューマイをお土産に買う。
夕食では、当然今日の内容を聞かれたので、Youtubeを使って、
「Absolute King 立海 Second service」「Progressive Match 比嘉」
の一部を見た。



となりの801ちゃん (Next comics)
となりの801ちゃん 2 (Next comics)
ガリア戦記 (講談社学術文庫)
似て非なる友について 他3篇 (岩波文庫)



最後に、素晴しい舞台を見せてくれたキャストたちにサンクス!
キャスト一覧
阪本奨悟 渡辺大輔 豊田裕也 古川雄大 浜尾京介 高橋優太 小笠原大晃 
牧田哲也 柳下大 平田裕一郎 
Luke.C 齋藤ヤスカ 篠谷聖 林野健志 松崎裕
兼崎健太郎 八神蓮 小野健斗 大河元気 馬場徹 中河内雅貴 桐山漣
川原一馬 伊礼彼方 池上翔馬 加藤良輔 原将明 川本稜 江口紘一  
<ゲスト> 斎藤工 寿里 松岡佑季 宮野真守 上島雪夫