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春田なな新連載 「スターダスト☆ウィンク」第1話  りぼん2009年2月号感想その2

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りぼん2009年2月号感想その1

世間ではコミケが3日間開催されているようだが、俺は「りぼん」を読むぜ。
リボーンの単行本のほうが「りぼん」より売れてるし、リボーンの同人誌を読む人のほうが今や「りぼん」読者より、多いのかもしれない。
早稲田大学少女マンガ研究会のOBの方で、リボーンの同人作家としてご活躍なされている方がおります。
美麗なイラストを描く方です。
まあ、とにかくリボーンは少女マンガなわけです。

さて、春田先生の新連載が始まりましたね。
今の「りぼん」連載陣では種村先生や津山先生と並んで好きで、サインをもらいに行くほどだったります。

さて、どんな話なのかな~
2008123000530000

うおぉっ!
BLか!



そんなわけはないよな…?
いやぁ、でも白いシーツの上で寄り添うように…
なんだかそれっぽい構図です。

左の人、この写真だと目の線が濃く見えますね。
本のほうだとそうでもないんだけど。
ちゃんと見ると、唇もセクシーなんだよ…!

はっ、何を言っているんだ。俺は。
いけない、そんな目で見ちゃ!
はい、じゃあ本編のあらすじです。

春田なな 新連載 「スターダスト☆ウィンク」 第一話

主人公の古城杏菜は、颯(そう)と日向(ひなた)、二人の幼馴染といつも一緒に登校している。
おかげで、二人のどちらとつきあっているか聞かれることもしばしば。
3人は同じマンションで部屋も隣同士。
15年間ずっと一緒に育ってきた。

そんなある日の夜、杏菜は母に夕飯のおかずの入ったタッパーを、颯に持っていくよう頼まれる。
颯の両親は共働きなのだ。
颯の部屋に行くと、なんとそこには彼女が。
言いようの無い敗北感を覚える杏菜はおかずを渡さず帰ってしまった。
彼女は颯に、「もう古城さん、部屋に入れないでくれる?」と問うが、
帰ってきたのは「え やだ」の一言だった。

杏菜は自分の部屋に戻ると、日向がリスのココにえさをあげていた。
「颯に彼女がいるって知ってた?」と日向に聞くと、
「今? 今の彼女は知らない」と答えた。
その時、颯がやってきたが、彼女はどうしたのかと聞くと、
「もう彼女じゃないし」と、颯は別れたことをあっさり告げた。

二人へのよく分からない闘争心(?)から、
昔第二ボタンをもらえなかった榎本先輩に告白する杏菜。
彼氏が出来たことを、颯と日向に報告すると、
ムキになって別れろと主張する颯。
「俺も もう彼女作んねぇから お前も別れろ!!」
呆然とする二人。

一方日向は冷静に、そうしたいなら周りが口出しすることじゃない、ただし何かあったら連絡すること、と杏菜に釘を刺す。
困ったり助けがほしいとき、助けに来てくれるの?と、杏菜が聞くと、
日向は「行くよ 遠くにいても」と答える。
その様子を横目で眺める颯は、日向の思いが気になるのだろうか…

榎本先輩との放課後デート中、リスの話題から、
先輩がリスを家に見に来ることに。
家の人いるんじゃない?と聞く先輩に、
今日はいませんからと、あっけらかんと答える杏菜。
部屋でリスのココについて、杏菜は思い出を先輩に話す。
初代のココは脱走してしまったのだが、日向と颯の二人が杏菜がさびしくならないように別のリスを連れてきてくれたのだ。

その話のあとで、日向と颯のどっちが好きなの?と聞く榎本先輩。
そりゃ好きですけどそういう好きじゃない、先輩が好きと、しどろもどろに答える杏菜。
じゃ問題ないか、と先輩はキスを迫るが、パニクる杏菜は助けを求めようかと思ったその時、日向と颯が部屋に乱入!
しかし、すでに杏菜は先輩のあごに蹴りをいれKOしていた…

何も言わなくても心が通じ合って、助けに来てくれた二人を見て、
「どっちが好きなの?」という言葉を杏菜は思い出す。
翌日先輩と別れた杏菜は颯に、私が先輩と別れたらもう彼女作らないって行ったよね?と以前の言葉を確認する。
颯はあっさりと返答した。
「じゃ 俺とつきあえば?
俺 杏菜が好きなんだけど 知ってた?」


久々に巻中4ページを見たな。
春田先生はカラーの色がすっきりしていて見やすいね。
話はなかなか面白かったけれど、この後どう話を広げていくのか心配です。
人物は少ないし、あんまり長くはならなさそうな感じかな。
第一話なのでなんとも言えないけど。

とりあえず、主役の3人が随所で可愛かったです。
リスのココもね。
先輩は…自業自得なのか可哀想なのかf^^;
据え膳を10回以上にわたって食わなかった自分が言うのも何だけど、OKなのか何度か確認してるんだから、悪いとも言い難いよな。
そのへん、はっきりさせておかないと、男は期待してしまうものです(笑)

ともあれ、杏菜は果報者ですね。
春田先生が今回描く三角関係は、ぬるいものにならないように、どきどきするような展開になるよう描いてもらいたいです。
「チョコレートコスモス」では、悠士が萩原先生のライバルになりきれなかったところが、どきどき感が足りなかった原因かな、と。
これからの展開が楽しみです。

次号では、表紙&巻頭カラーのようで、こちらも楽しみ。
そういえば、1年前の2月号では表紙だったようですね、画像のせておきます。
_SS500_


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