先週の日曜日に日本武道館に行ってまいりました。
席が3000円の席なので、ちゃんと見えるか心配だったんですけど、意外に傾斜が急で二階からでもよく見えました。
位置もリングに対して平行で、花道も真下だったしね。
プロレス観戦はこれで2回目です。(グローバル・タッグリーグ開幕戦)
第2試合6人タッグマッチ30分1本勝負
菊地 毅○ 百田光雄×
志賀賢太郎 泉田純至
川畑輝鎮 井上雅央
13分08秒
横入り式回転エビ固め
ベテラン同士の対決だけあって、流れるような試合展開。
最後は菊地選手が丸め込み合いを制して3カウント。
第3試合タッグマッチ30分1本勝負
石森太二○ 青木篤志 ×
金丸義信 ブライアン・ダニエルソン
11分54秒 変型DDT → 体固め
ブライアン・ダニエルソンのテクニシャンぶりが楽しめてよかった。
むかし、タイガーマスクと闘ってたスティーブ・ライトみたいなランカシャースタイル。
試合途中で石森と金丸が仲間割れ。
これには見ててびっくり。
おそらくジュニアヘビーのベルトをめぐっての抗争か?
第4試合6人タッグマッチ 30分1本勝負
リッキー・マルビン× ボビー・フィッシュ
鈴木鼓太郎 ブキャナン
田上 明 ディーロ・ブラウン○
18分34秒 ローダウン → 片エビ固め
リッキーや鈴木の軽快な動きに釘付け。
見所いっぱいの試合でした。
第5試合6人タッグマッチ30分1本勝負
KENTA 潮崎 豪
本田多聞× 佐野巧真○
小橋建太 高山善廣<高山堂>
22分13秒
ノーザンライトボム → 体固め
小橋の入場曲「GRAND SWORD」を生で聞いて感動。
会場は割れんばかりの小橋コールでした。
小橋のチョップがやばい!!
潮崎とのチョップの打ち合いから、もうずっと小橋のターン!
とにかく潮崎を捕まえてチョップを放ちまくる。
二階席にまで音が届くなんて、やっぱすげぇ。
倒れても容赦なく、ギロチン方式で打ち下ろすチョップや、合体技でのチョップなど、明らかにチョップ100発以上。
試合終了後も、放送席に倒れこんだ高山にチョップを乱打。
やりすぎwww
チョップを最後まで受けぬいた潮崎の胸は真っ赤に腫れ上がり、二階席からもはっきりそれがわかった。
最後は小橋が潮崎の健闘をたたえて、めでたし、めでたし。
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健介戦でのチョップ合戦の映像つきはこっち(下のほうにあります)
第6試合グローバル・タッグリーグ戦公式戦30分1本勝負
モハメド ヨネ 杉浦 貴○
森嶋 猛× 丸藤正道
24分47秒
オリンピック予選スラム → 体固め
杉浦が後半頑張り、森嶋を投げまくる!
ジャーマンスープレックスなどを6発くらいかな。
145キロある相手をよくもまあ。
さすがに森嶋も大の字。
サプライズでした。
第7試合グローバル・タッグリーグ戦公式戦30分1本勝負
力皇 猛× 中嶋勝彦
秋山 準 佐々木健介○
22分17秒
北斗ボム → 体固め
秋山組と三沢組がリーグ戦の点数一位ということもあり、秋山組が健介組に速攻を図る。
秋山がエクスプロイダー2発を健介に放つも、電撃戦は失敗。
この後は、中嶋勝彦を秋山と力皇がひたすら痛めつける展開に。
客席からは悲鳴が上がるほど、中嶋はいたぶられていました。
健介がカットに入ろうとするとたいてい場外に蹴散らされるので、中嶋は試合のほとんどを戦うはめに。
秋山にフロントネックロックで絞めつけれられていたときには、ジタバタしていた足がついには動かなくなり、場内は静まりかえりました。
結局フルボッコにされてた中嶋が頑張って、健介にタッチし合体攻撃を放ち、最後は健介のノーザンライトボムでフィニッシュというアツい試合でした。
若干20歳で武道館のセミファイナルを戦い抜き、会場を沸かせた中嶋選手に拍手!
第8試合グローバル・タッグリーグ戦公式戦30分1本勝負
小川良成 × 齋藤彰俊○
三沢光晴 バイソン・スミス
17分16秒
スイクルデス → 片エビ固め
この時点で三沢組は引き分け以上、斉藤組は勝利でトーナメント優勝確定。
リングアウトなら同率一位の秋山組、丸藤組、三沢組で決勝戦。
三沢・小川組はほとんどいいとこなく終わる。
円熟タッグだけあって、合体攻撃はよかったんだけどね。
三沢は全然技が出てなかったし、小川は大技はバックドロップ2発程度。
小川がちょこまかした動きで相手を翻弄したり、頑張ってたんだけど、もともと軽量級だし、バイソンのパワー殺法と斉藤の延髄斬り連発を喰らっては.....
三沢は肋骨負傷中ということもあり絶不調。
ほとんどカットにも行ってませんでした。
しかも最後は、バイソンテニエル(さかさまに抱えあげ、全体重を預けつつ倒れこむようにして相手をたたきつける大技)を喰らって場外で大の字。
そりゃ痛いわ....
ってなわけで、まさかのダークホース、斉藤・バイソン組が優勝。
優勝インタビュー。
斉藤「俺はバイソンと天を目指します!!」
バイソンの「プロレスを辞めようと思っていた時にミツハル・ミサワに声を掛けられて日本に来てノアで試合をするようになった。
そして7年経って、優勝することができた。
自分がここまで来れたのはミサワのおかげ。」
二人ともめっちゃいい人やん。f^^;
心温まるコメントでした。
セレモニー終了後、斉藤&バイソン組がタッグ王者の丸藤&杉浦組に挑戦を表明。
王者側も「(優勝されたから)拒否できる権利がないんでね」「リーグ戦では引き分けだったので決着つけましょう」と乗り気。
2階席からの『今すぐやれー!!』ってヤジに丸藤「...少し休ませろよ。」
のやり取りに場内爆笑。
なかなか意外な展開の試合が多かった最終戦もこれで終了。選手の皆さん、お疲れ様でした。
あ、ちなみに「のあのあくじ」というのをやったんだけど、なんと色紙をもらっちゃいました。f^^;
志賀賢太郎&川畑輝鎮組