馬車郎の私邸

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【ライブレポ】プチミレディ(竹達彩奈・悠木碧) 2nd LIVE2015.12.06有明コロシアムに行ってきました。

先週12/6(日)に竹達彩奈さん・悠木碧さんの人気声優ユニットpetit milady(プチミレディ)の2ndライブに行ってきました。

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声優さんのライブ参加は本当に久々で、昔は浪人生から大学1、2年生のころ2005~2007年くらいにはいろいろ行ってました。といっても、金月真美さん、野田順子さんですとか東京厚生年金会館のときめきメモリアルSUPER LIVE forever とかです。ときメモはゲーム自体よりも豊富なキャラソンにむしろハマったので大好きでしたから、それでライブに行っていたわけです。当時のときメモは90年代半ばの1と99年発売の2はもはやメモリアルであり3と4の長い端境期だったので、1と2の当時のブームは体験しませんでしたが、ネット上で先人の方たちとチャットやホームページで交流させていただいたり、ライブイベントや声優さんのソロないしユニット活動には駆けつけていました。生の歌はやはりいいものです。

その一方で今をときめくプチミレディ(竹達彩奈・悠木碧) の2人は若いながらも実力派で様々な出演しています。「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「魔法少女まどか☆マギカ」「ソードアート・オンライン」のようなヒット作だけでなく、多数の作品に出演しています。デビュー曲で以前MADを作ったこともあります。遊戯王ZEXAL OP5「鏡のデュアル・イズム」(唄:竹達彩奈、悠木碧)でまどマギMADを作ってみた

竹達彩奈さんは「けいおん!」の中野梓役で名を挙げ、勝ち気なツンデレ少女というわりとありがちながらも昨今のアニメでは需要の多い役どころで重宝されている印象です。おとなしい役も意外といいです。ラジオなどでは、「俺たちの竹達がこんなにオタクなわけがない」の動画にもあるように、マンガやゲーム、アニメのオタク話ではしゃいでいるところがとても楽しそうです。

悠木碧さんは「魔法少女まどか☆マギカ」のまどか役で一躍脚光を挙げましたがもともと子役出身とのことで芸歴は豊富です。ふんわりした声の優しい少女役に定評があり、近年では低い声の役やアニメならではのキワモノな役柄も得意としており確かな技量の持ち主です。下の動画の、「30秒330文字の超早口ナレーションを一発OK 」でその一端がかいま見えます。

ラジオなどでは、竹達彩奈さんに負けず劣らずのオタクぶりで、1stシングル発売記念特番「小さな淑女の生放送」で┌(┌^o^)┐ホモォ...がコメント欄にわんさか跋扈してしまったりするところからあっ・・・(察し)です。杉田智和さんとのからみなども面白いです。

さて、前置きが長くなりました。この2人がユニットを結成して2年半。有明コロシアムの大会場でのライブと相成りました。有明コロシアムといえばノア観戦!という思いがあったので久々に観戦記を書いたとおり、行き慣れた会場でした。今年はノアの年末ビッグマッチは有明コロシアムを退き、大田区総合体育館。冬はかなり寒い会場なのですが会場は超満員、そこに収まったのがこの2人というわけで、一抹の寂しさとともに現在進行形の熱狂を味わうことができることを嬉しく思いました。

『petit milady 2nd LIVE!キュートでポップなトゥインクル級王座決定戦!~スキ キライ キライ 大スキ♡~』と銘打っているだけあり、ステージからせり出した花道の先にはリングが設置されていました。
1:スキ キライ キライ 大スキ
2:カサナリアルの2曲でスタート。
ネットでよくある不仲説を逆手に取ったアングルでMCが構成されており、仲違いの流れから、
3:つうこんのイチナノメートルorz へ。
この曲、低い落ち着いた声で歌っていて好きです。そしてMCで口喧嘩ということで揶揄しあい、竹達さんは悠木さんに対し、「ゲーム上手いね!」→「「全部課金だけどね。」、悠木さんは竹達さんに「ツイッターを使いこなしていてすごいね!」→「”おなか減った”ばかりだけどね。」を毒を吐く応酬。さらに竹達さんは悠木さんに対し「猫と鳥一緒に飼ってて大丈夫なの?」「違う階で飼ってるもん」「魚はどうなのよ?」「魚はこの冬に……(泣)」と両者の亀裂は決定的になり(?)これを契機にそれぞれソロパートへ。歌うのは好きなアニソンということで、
4:サヨナラ嘘ツキ(悠木碧)
5:God knows…(竹達彩奈)
特に「God knows…」は若干アクが足らないながらも本家に遜色ない歌いぶりで胸が熱くなりました。
その後軽快な2曲を披露しスペシャルゲストが乱入。
6:100%サイダーガール
7:trip trick trap

まさかの”アントニオ剛志”こと小山剛志さんと、”アゲマンドリル”たかはし智秋でした。この2人が来たからにはカオスに陥るのは必定。ライブを乗っ取りプチミレディの象徴とも言うべき十八番
8:Fantastique Phantom
を2人で歌ってしまうなど大暴れ!正直下品なくだりも多かったですが、アイドル路線なんてくそくらえということでそれでいいんだと思います。別段飾る必要もないし、お気軽お気楽にやったほうがいいでしょう。

最後は投票ランキングベスト5の曲を順々に披露。元気で明るい2曲
9:Fortune Future!
10:アップデートの坂道
感情の高ぶりと落ち着いた面の両極がある2曲。「アップデートの坂道」大好きです…!
11:Ma Cherie
は客席を回りながらの歌唱でした。
続いて本家本元
12:Fantastique Phantom
そして最後は切なくも凛々しい
13:azurite
で締めでした。
アンコール1:モシモトラベル~ふたりで旅行に行ってみた~
アンコール2:ハコネハコイリムスメ
小山剛志さんは アンコールの時にはしゃぎ過ぎて、左足がちょっと逝ってしまったそうで…そのくらい、盛り上がりました!というわけで、たまたま翌日から妻と2人で2年ぶりに箱根旅行なので不思議な因縁も感じました。 


デビュー曲の「鏡のデュアルイズム(遊戯王ZEXALOP4)」や直近の「緋ノ糸輪廻ノGEMINI(聖剣使いの禁呪詠唱OP)」のタイアップ曲がなかったのは残念でしたが、全般に一生懸命にパワフルに歌う様子が生で観られてよかったです。衣装も可愛らしく華やかで2人にとても似合っていました。プチミレディ、小さな淑女とはよく言ったもので、これだけの大会場に集客して盛り上げるのですから、淑女、大人のプロフェッショナルの仕事を見せてもらいました。

とにかく2人は明るく元気に振舞っていることがすごいと思いました。声優というきわめて厳しい業界のトップ戦線で奮闘して、きっと大変なこともあるでしょう。それでも、演技の技量に加えて自分の個性をてこにして頑張っている姿は応援したくなります。プロレスと同じく、ライブという非日常の空間に身をおくことで元気をもらいました。ありがたいことです。

【朗報】竹達彩奈さんの最新ライブ「LIVE HOUSE TOUR『A』」がU-NEXT独占で配信初登場!