馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

書くことについて

書くことについて呟く機会があったので、こちらでもまとめてみよう。この人はどんなバックグラウンドのもと、とりとめもない話題のブログを書いているのか、疑問に思われる人も多いだろう。特にTwitterで緩く繋がっている方々はそうだと思う。テキストと書き手を分離して考える方も多かろうと思うが、あえて呟いておく。

まずは文体について。職務上異様なほど要約した文章を本業では書かないといけない反動で、ブログにおいては冗長が取り柄である(笑)。適宜読みやすくリライトをしていきたいとは考えてはいる。但し、こうした文体の有り様は、根っこのところでは読んできたものに影響される。先取りしていうと、元祖エッセイストのモンテーニュと彼が極めて影響を受けているプルタルコスを、意図する・せざるに関わらず模倣している。引用や脱線が多いのはそのせいだということにしておこう。

古典的な文学も学生時代は特に好んで読んでいた。アレクサンドル・デュマ、サマセット・モームを始めとする岩波文庫の赤・青など、翻訳された本を多く読んできたことも影響は大きい。近頃はウォール・ストリート・ジャーナルのせいなのか、何を書いても論説・報道記事風になってしまうのが悩みの種だ。

日本人作家は星新一、野口悠紀雄、佐藤優、塩野七生、京極夏彦、土屋賢二、近藤唯之、久美沙織、ヤマグチノボル、竹宮ゆゆこなど…といったところだろうか。仕事柄、有価証券報告書、決算短信、決算説明資料や、各種ニュース記事に目を通すことも多く、やはり文体が引きずられてる気がする。

大学では西洋史を専攻していたが、一転してリーマンショックの煽りでMBAへ。そういうわけで、大学の卒論はビザンツ帝国なのに、大学院ではM&Aだった。大学時代のバイトは個別指導塾の講師で、小1から高3までの文系科目を扱う便利屋だった。サークルは少女漫画研究会(但し、誰も少女漫画を研究していない、OBに少女漫画家がいない…!?)に入り浸たっていた。

社会人になってからは証券会社に勤め、大阪→東京でセールス、今はクラスチェンジによりリサーチャーのクラスに…一言で言えば、読み・書き・話す仕事をしていると言えよう。産業・社会ネタの呟きが多いのはそのためである。マーケットから世の中を観察している。ドラッカーのような社会生態学者ではないが、そうありたい。

ブログが扱うジャンルは多岐に渡るが、大きく分けるとこんな感じだ。
・真面目な話(社会・経済・政治、歴史、哲学、日常生活など)
・サブカルチャー(将棋、プロレス、アニメ、ゲーム、漫画、音楽など)
以下にシリーズ別にまとめたので、ご関心に沿ってご参考にしていただけたら幸いです。

「いろいろエッセイ」目次
名曲紹介シリーズ目次:ジャンル別まとめ
プロレス観戦記など
アレクサンドル・デュマ作品のレビュー
「とらドラ!」レビュー
レビューした「本」の目録
レビューした「マンガ」一覧
思い出のゲームシリーズ
今まで作成したまどマギMADをまとめてみました!
今まで作った動画まとめ:プロレス動画編

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