19年夏アニメは52作品のうち12作品にまで絞り込み、他の要素も考慮した場合の視聴候補作は計16作品で、4話以降を恒常的に見ているのは5作品となっている（継続のDr.Stone、再放送は除く）。10-12月はTOEICの受験などもあり、かなり絞った事情もあった。
20年冬アニメも19年夏アニメ、19年秋アニメと同様、松岡禎丞、日野聡、茅野愛衣、佐藤聡美、悠木碧の贔屓声優5人でスクリーニングを実施してみよう（敬称略、以下同）。この手法には3つのメリットがある。
3つのメリットとは、どういったことか。あらためて、おさらいする。一言でいうと、縦軸、横軸でより楽しく、簡易スクリーニングで大量供給の状況のなか見る作品を素早く決めて、アニメを嗜む手法である。以下に前回の記事を抜粋してみよう。
第1に、縦軸でアニメを見ることについて。縦軸とは、この場合はアニメ放映の時間軸のことで、面白いアニメを見たらその声優さんの（あるいは監督などスタッフも）過去の出演作をたどって見ることだ。好みのジャンルとは違う作品でも好きな役者が出ていたら、思いのほかとっつきやすく楽しめる作品の幅が広がる。先入観にとらわれず、虚心坦懐に見るには良いきっかけになる。偶然は思いがけないめぐり逢いを生む。
第2に、横軸でアニメを見るというのは、声優さん同士の関係に着目することだ。共演作が多いと、ラジオやイベントなどでの様子も本編と一緒に楽しみやすい。眼の前の作品という上澄みだけではなく、どういった人たちが演じていることを知るとより面白くなる。もちろん、それぞれの作中の関係性はそれぞれ異なるため、さらに見応えが増す。
第3に、出演予定声優で見るアニメをすばやく決めるという手法は時間の節約になる。というのも、アニメがあまりにも大量供給されているため、どういう作品がアニメ化されるのか、調べるだけでもひと手間だからだ。いっそのこと主演予定の声優さんで決めてしまったほうが手っ取り早いため、意外に有用と言えよう。
20年冬アニメはアニメイトタイムズによると、42作品が放映される見込みだ。相変わらずの過剰供給ぶりである。順に出演作を見てみよう。
「異世界かるてっと2」
前作と原作をそれぞれ見ており、
日野聡、悠木碧、茅野愛衣の3人が出ているので視聴。
「インフィニット・デンドログラム」
日野聡の出演に加え、
OPテーマ「Unbreakable」は悠木碧が担当、
ということでまずは見てみよう。
「斉木楠雄のΨ難 Ψ始動編」
灰呂杵志：日野聡、照橋心美：茅野愛衣
だが、しかし、Netflixにて全6話全世界独占配信…でした。
「地縛少年花子くん」
花子くん：緒方恵美
八尋寧々：鬼頭明里
源光：千葉翔也
スタッフ 原作：あいだいろ（掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊）
大学時代のサークルの後輩が描いている漫画で
原作も読んでいるので、見ない理由がない。
皆も見てくれよな！
「7SEEDS」
悠木碧の出演に加え、妻が田村由美「BASARA」や「7SEEDS」を読んでいるので見てみよう。
「ソマリと森の神様」
ヘイゼル：茅野愛衣
幻想的な作品のようだ。茅野さんが出てるのでまず見よう。
「ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます」
澄楚琴子：茅野愛衣
茅野さんが出てるのでまず見よう。
「ランウェイで笑って」
長谷川心：茅野愛衣
茅野さんが出てるのでまず見よう。
「とある科学の超電磁砲T」
懐かしいね、レールガン！
とある小橋の超剛腕砲 (ラリアット)OPとか昔作ったなあ。
「この発想はなかった」タグをつけられてしまってますが（笑）
「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」
まどマギMAD職人の端くれにしてソニーウォッチャーとして、見ねばなるまい。
「魔術士オーフェンはぐれ旅」
クリーオウ：大久保瑠美
有名な作品なのだが、見たことがないのでこれを機に見てみよう。
アストルフォ好きなので、大久保瑠美さんのメインヒロインの演技に期待。
以上、10作品に絞り込むことができた。佐藤聡美さんがいないのは残念だが、松岡くんが一つも出ていないのは驚いた…前のクールにたくさん出ていたのと、劇場版「冴えカノ」で熱演しすぎた反動だろうか。なんにせよ、喉を休めて英気を養っていほしいところだ。
と書いてしまったのですが、「インフィニット・デンドログラム」に出演予定を確認。マッドサイエンティスト！期待したいね。
・Mr.フランクリン（CV：松岡禎丞）
ドライフ皇国の<超級（スペリオル）>の一人にして、皇国トップクラン<叡智の三角>のオーナー。ジョブは【大教授】（ギガプロフェッサー）で、モンスターの研究に特化している。執念深く悪意に満ちたマッドサイエンティスト。
