馬車郎の私邸

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「ゼロセンチメートル」大原ゆい子:「からかい上手の高木さん2」OP:しっとり甘酸っぱい青春!【名曲紹介18】】

11111112111311141115111611171118111911201121新しい曲も紹介してみよう。本日ご紹介するのは、現在放映中の夏クールアニメから、「からかい上手の高木さん2」OP「ゼロセンチメートル」だ。シンガーソングライターの大原ゆい子が歌い上げるラブソングで、しっとりと甘酸っぱい良曲である。

「からかい上手の高木さん」は中学校の同級生同士である「西片(c.v.梶裕貴)」と「高木さん(c.v.高橋李依)」のやり取りを描くラブコメだ。高木さんが西片をからかい、西片は高木さんに仕返しをしようとするが見事やり込められてしまう……というやり取りを、ひたすら繰り返す!そんな可愛らしいマンガ・アニメだ。あのバラク・オバマ元大統領も絶賛するほどである。

「ゼロセンチメートル」は、歌詞と曲調が作品性に寄り添っている点が好印象だ。2期ということもあり、より洗練されたオープニングテーマに仕上がっている。

冒頭サビ「スキマはゼロセンチメートル 隠しきれない距離で肩を並べて」は、まさにこの作品を象徴する一節となっている。

Bメロ「願掛け消しゴムが 小さくなっていくほど 増える思い出 大人に変わっていく横顔」というのも、中学生らしさを感じさせて、素晴らしい。

一見平板な様子の曲調だけれども、ドラムスが刻むビートに、ギターやキーボードの伴奏が堅実に乗っていて、じんわりと染み入るような歌声を引き立てている。大サビ前のギターソロや、やや長めに作られたCメロも、実に聴き応えがある。Full版やinsrumental版を聞く価値があると言えよう。

耳を傾ければ、ほのかに記憶の昔に漂う青春が、あなたの脳裏にも蘇って来るのではないだろうか。「ゼロセンチメートル」は、そんなしっとりとした甘酸っぱいラブソングである。

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