「遊戯王 5D's TAG FORCE6」　おい、デュエルしろよ…3つの魅力（とGX・翔くん）（PSP、KONAMI、2011）【思い出のゲーム:2】

前日のMOTHER2の25周年記事を皮切りに、「思い出のゲーム」シリーズをスタートしています。第2弾として17/3/12の記事を加筆訂正のうえ、「遊戯王 5D's TAG FORCE6」について語ります（5D'sは衛星放送で再放送中、土曜朝7：30テレ東のデュエル・セレクションで、5D's分が再放送中です）。

結局自分は将棋やFGOを除くと、3種類のゲームに回帰しています。すなわち、遊戯王、パワプロ（ペナントや栄冠ナイン）、歴史シミュレーション(信長の野望・創造、チンギス・ハーン蒼き狼白き牝鹿4プレイレポ：鎌倉幕府編、ビザンツ帝国編)です。他はまたの機会に譲るとして、「遊戯王 5D's TAG FORCE6」です。(初代、GX、5D's、Zexal、Arc-V、VRAINS)

このゲームの魅力は4つあります。

まず第1に、手軽にいつでも遊戯王が楽しめる点です。私が将棋を再開したのは、スマホで手軽に対局、つまり対局相手が将棋ウォーズのアプリで見つけられるようになったことと藤井猛九段の銀河戦優勝がきっかけでした。遊戯王などカードゲームも相手がいないと成り立たないわけで、PSPやVITAさえあれば、手軽にいつでも遊戯王を楽しめる点は重要な要素です。昔カードゲームで遊んでた経験がある方はリハビリとしてもちょうどよいでしょうし、一方で遊戯王の漫画・アニメに親しんだ方には気軽に楽しめます。

第2に、初期投資だけで楽しめる点です。お金がかかるリアルなカードゲームよりも、初期投資だけで遊べるという点はお財布に優しいです。もちろん、今時のモバイルゲームはアプリのダウンロードは無料で、アイテムやガチャによる追加の課金によって儲けるビジネスモデルです。程度の差こそあれ、英霊の召喚やアイドルの衣装、体力回復アイテムetc…様々な"コト消費"による追加費用がかかります。純粋にゲームを楽しむためには、初期投資だけで、お財布のことを一旦忘れて出来るゲームが望ましいと、私は考えます。

第3に、カードゲームが出来るギャルゲーとして、ゲーム本編が面白いこと。シングルのデュエルも当然ありますが、タッグフォースのタイトル通り、タッグを組んでのデュエルが本作の魅力です（中々苦労する点でもあります）。アクの強い5D's本編のキャラクターどころか、敵方のイリアステル三皇帝やダークシグナー達とも（！）、会話イベントや、対戦、タッグデュエルも楽しめます（クールキャラや強面な人たちですら、頬を赤らめたりもします）。しかも、豊富に用意されたモブキャラクター達がまた可愛い。私のお気に入りは原麗華委員長です！

第4に、ファンデッキ構築の楽しみです。カードの話ですが、私は色々書きましたとおり(下記の関連記事参照)、遊戯王GXの丸藤翔が好きなので、ビークロイドデッキを作ってました。特にお兄さんの丸藤亮愛用のサイバー・ドラゴンとの混成デッキを特に愛用していました。というのも、イベントの進行上、プラシド、ホセ、ルチアーノの機皇帝を相手にすることが多い都合で、「キメラテック・フォートレス・ドラゴン」がとても便利だったからです。切り札は、今は確か禁止カードですが、「未来融合－フューチャー・フュージョン」による、「キメラテック・オーバー・ドラゴン（グォレンダァ！）」や「スーパービークロイド－ジャンボドリル」「スーパービークロイド－ステルス・ユニオン」の融合召喚でした。

5D'sならではのライディング・デュエル（信じられないかもしれない、だが、バイクに乗ってカードゲームをするのだ）はありませんけど、デュエルの街で豊富な対戦相手やパートナーと、ずっとデュエルを楽しめるという飽きの来ないゲームです。追加費用無しのゲームだからこそ、様々な試行錯誤も楽しめ、手元で気軽にいつでも出来る安心感は、リアルのカードゲームとはまた違った魅力があります。往年の遊戯王ファンにはぜひ手に取ってもらいたい一品です。

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