馬車郎の私邸

漫画、アニメ、ゲーム、音楽、将棋、プロレス観戦記など「趣味に係るエッセイ・感想・レビュー記事」をお届けします!ある市場関係者のWeb上の私邸

マンガ感想

「ひよ恋」第4巻、雪丸もえ、集英社

先日久々に、りぼんについて言及しましたが、1年半も本誌の感想を書いていない分、コミックスのレビューで代替しようと思ってます。 第1巻と第2巻、第3巻では、ことさらひよりの可愛さが際立っていたが、第4巻でも相変わらず可愛らしい。遊園地での幸せなひ…

りぼんで番長漫画が始まった件:「まりもの花~最強武闘派小学生伝説~」第1巻 集英社りぼんマスコットコミックス、香純裕子、秋元康

もう1年半も書いていないりぼん感想ですが、先日ちょこっとだけ最近のりぼんをご紹介しました。その中で紹介した漫画が、ちょうどコミックス1巻が出たようなので、今日は画像も交えつつ紹介します。 その漫画とは、「まりもの花~最強武闘派小学生伝説~」 …

進撃の巨人がりぼんに進撃!?北斗の拳なみのカオスに… りぼん2011年3月号感想

もう1年半もりぼんの感想を書いていないので、その節は申し訳ないのですが、まだちゃんとりぼんは読んでます。直近のデータによれば、今やりぼんの部数は24万部だそうで、買わずに漫画喫茶で読むにはしのびない。 久しぶりにりぼん本誌を取り上げるわけです…

「桜姫華伝」第7巻、種村有菜、集英社

第5巻、第6巻につづいて、ジャンプ的な熱いバトル展開が続いています。互いの陣営で因縁の深い者同士が戦うといった感じで、これまであまり存在感のなかったキャラ、あるいは新キャラの過去にそんなことが!!と、驚きながら読んでいます。朝霧と右京、愛し…

「ひよ恋」 第3巻、雪丸もえ、集英社 +りぼん11月号付録アニメ版

「ひよ恋」の表紙を並べてみました。この1年間で半分の6回表紙になってます。編集部の露骨なプッシュですが、連載陣のバランスを取る意味でもこのくらい押し出すだけの価値はあると思える。昔の「りぼん」の雰囲気を残した作風と、表紙の雰囲気はある意味貴…

「ちとせetc.」第3巻、吉住渉、集英社

早いものでもう3巻目。コーラスでいろいろ連載していたときよりも吉住先生の筆致は生き生きとしているように思える。2巻での未遂事件から、3巻冒頭ではついに刃傷沙汰となり、ストーリー展開がいよいよ激しくなっているさまが伺える。やはり、漫画という…

「テルマエ・ロマエ II」 ビームコミックス、ヤマザキマリ

風呂限定でタイムスリップする古代ローマの浴場技師ルシウスの物語、「テルマエ・ロマエ」の2巻が発売された。2巻はいつ発売されるのかと待ちに待っていたので、本屋で見つけた時はうれしかった。売り場では「けいおん!」の4巻の隣に平積みになっていた。…

春田ななマーガレット乱入、小花美穂「DeepClear」後編、槙ようこ・持田あき姉妹タッグ結成ー「Cookie10月号感想」

クッキー9月号に続いて、小花先生の「Deep Clear」が今度は後編。「こどものおもちゃ」と「Honey Bitter」のまさかのコラボなわけですが、意外とかみ合っていて面白い。やはり、こどちゃの主人公紗南の人柄によるところが大きいようだ(笑) 羽山の浮気調査…

種村有菜「桜姫華伝」第6巻、集英社

先月の5巻に続き、2か月連続の単行本刊行。種村先生は、モンハンの後はときメモGS3にはまってるそうで、恐るべき馬力です。 この巻は朝霧と右京の対決。小人の朝霧の正体は、前々から伏線めいたセリフが散見されましたが、いよいよ明らかに。対面した右京は…

そうか、その手があったのか-Cookie9月号感想:小花美穂「DeepClear」、高須賀由枝「グッドモーニング・キス」

正直言ってその手があるとは予想していなかった。 小花美穂先生は、連載中の「Honey Bitter」と「こどものおもちゃ」をコラボさせ、高須賀由枝「グッドモーニング・コール」の第1話を違う形で新展開に繰り込む。驚きの一手でした。 とりわけ「Honey Bitter…

「ひよ恋」第2巻、雪丸もえ、集英社

雑誌というのは、連載陣に多様性があるから面白い。かつて全盛期の「ガンガン」を読んでいたころ、800ページを読むのが毎月実に楽しみだった。その連載陣は男女半々で、内容も多岐にわたっていた。圧倒的な量の中に、質の違うバラエティーに富んだ作品が…

「桜姫華伝」第5巻、種村有菜、集英社

種村先生の馬力には昔から恐れ入るばかりである。今年も2話一挙掲載合計80ページをやってのけた。いつか、種村先生にはその仕事術と自由な発想力について、集英社新書から1冊刊行していただきたいと思う所存である。 さて、「桜姫華伝」の第5巻。桜姫の…

「HIGH SCORE」第9巻、津山ちなみ、集英社

152ページ中、約24ページがゴンちゃん、約16ページが「オヤジ女子高生☆モコ」…だと…大暴れだなf^^;それ以外は、ミッキー、大門先生、増田兄弟、香織と沙夜といったあたりが中心。政宗先輩や羽柴兄弟やえみか、きわづはやや影が薄く…なんにせよ、面白さに…

HIGH SCORE スペシャルFUNブック「HIGE SCORE」 、津山ちなみ、集英社

「HIGE SCORE」15周年を記念して、ファンブックが出ました。キャラもずいぶん増えたことだし、こういう体裁のファンブックが出るのはうれしい。書き下ろしも多く、読みごたえのある一冊でした。ロングインタビューや仕事場拝見など、定番の企画も面白い。だ…

「とらドラ!」読了-名作少女漫画の読後感-

「りぼん」の感想を書かなくなって久しい(いつも検索で来てくれる皆さん、ごめんなさい)。だがしかし、何の偶然か最近、素晴らしい少女漫画に出会ったので、一筆書いて紹介したく思う。お勧めしたい作品の名は「とらドラ!」(竹宮ゆゆこ、電撃文庫全10巻、※…

中村光「聖☆おにいさん」第5巻、講談社

四面六臂の福笑いにどん引きする天使たちとは、なかなかシュール…そんな感じで、楽しく不謹慎なこのコメディもはや5巻目です。「アイドルはうんこなんかしない、そう、天使はうんこなんかしないんですよ。」と、どや顔で言う天使につっこみをいれるブッダの…

高須賀由枝「グッドモーニング・キス」第5巻、集英社

高須賀由枝「グッドモーニング・キス」クッキー本誌掲載第1回 感想 「グッドモーニング・コール」の続編も早5巻です。 就職活動中の菜緒は48社に落ち、9月になっても内定が出ない。なんという、ない内定…数字が我々の学年にとってはかなりリアルです。確かに…

雪丸もえ「ひよ恋」 第1巻、集英社

光っている男は表紙にしたい!……じゃなかった、光っている新人は表紙にしたい! というわけで、2号連続で表紙になった雪丸もえ先生。りぼんの王道を感じさせる良い表紙です。うん、これだよこれ。 近頃のりぼんの表紙事情ですが、2号連続も種村先生や松本先…

水沢めぐみ「3月の第2ボタン」集英社

え~と、通算で水沢先生のコミックスは55冊目くらいなのかな? デビューが1979年なので、30周年ですね。 まさしく大御所です。 「キラキラ100%」の8巻は来月4月15日のようで、 こちらは増刊号に描いた短編を集めたコミックスです。 ・「1月のメリーゴー…

「マンガ大賞2010」にヤマザキマリの『テルマエ・ロマエ』

受賞おめでとうございます。 以前レビューを書いたとおり、とっても笑える楽しい漫画です。 参照:『風呂好き民族日本人とローマ人ー「テルマエ・ロマエ」第1巻、ヤマザキマリ、エンターブレイン』 掲載雑誌の4月号を飾るようです。 というか、なんだかすご…

今まで読んできた漫画まとめ:一言コメント集

今まで読んできた≒全巻持ってる漫画を一覧にしてみた。 1000冊越えてるよね(笑) 活字はそれ以上持ってるけど。 道理で本棚が足りないわけだf^^; 雑誌ごとにわけて、簡易コメントをつけてみた。 面白い漫画は、たくさんあるよ! このリストが、あなたに…

ぷよ著「長門有希ちゃんの消失 第1巻」角川書店

「エース」で連載中の「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」はなかなかに面白く、 原作第10巻が2年半たってもまだでない、この憂鬱の慰めとなっている。 その作者が「ヤングエース」で描いているのが、本作だ。 小説第4巻に相当する、2月6日の劇場公開の「涼宮ハルヒの…

風呂好き民族日本人とローマ人ー「テルマエ・ロマエ」第1巻、ヤマザキマリ、エンターブレイン

古代ローマの男、現代日本の風呂へタイムスリップ!! そこで目にした日本の風呂文化に驚愕した彼は…? (帯より) 世界の風呂好き民族の双璧は、古代ローマ人と日本人である。 古代ローマでは公衆浴場をテルマエ(thermae)といい、 市民たちは盛んに入浴し…

中村光「聖☆おにいさん」第4巻、講談社

にほんブログ村 先々週だったかな。 「社長島耕作」を読もうと「モーニング」を手に取ったら、 始まったのは「聖☆おにいさん」でびっくり。 コミックス4巻発売で出張版が掲載されてました。 ブッダとイエスの同居話も、もう4巻か早いなと思ったら、128ページ…

祝「成恵の世界」連載再開! でも感想はマーガレット連載中の吉住渉「ちとせetc.」4話まで。

にほんブログ村 とりあえず「成恵の世界」連載再開がうれしい! 来月号からだけどね。 ちょっとだけ「エース」の感想。 ハルヒは小説5巻の話。 雪山終わって、推理編へ。 相変わらず乾いた絵で、文字通り無味乾燥に淡々としている。 逆にハルヒちゃんの憂鬱…

りぼん2009年9月号感想その1 -新條まゆ先生に続く衝撃!「姫ちゃんのリボン」リメイク連載決定!?-

にほんブログ村 あ…ありのまま今起こった事を話すぜ! 『りぼん来月号の予告を見たら、「姫ちゃんのリボン」が新連載とあった』。 な…何を言っているのかわからねーと思うが、 俺も何が起こったのかわからなかった… こ、これは 一体…!? まさか あの作品が …

「HIGH SCORE」第8巻、津山ちなみ

そう来ましたか…^^ 多摩先生のアップとはまた違ったインパクトがある。 ちゃぶ台から顔と手足が生えた妖精(ゴンちゃん)が 何気なくふわふわ浮かんでいるのがなんともいえない妙な可笑しみがある。 帯の「異議あり!」もよいキャッチコピーだ。 登場人物…

高須賀由枝 「グッドモーニング・キス」 第4巻 (集英社りぼんマスコットコミックス クッキー)

ブルータス、お前もか! 高須賀由枝「グッドモーニング・キス」クッキー本誌掲載第1回 感想 上のリンクの記事で書いたとおり、「Cookie」本誌にお引越ししました。 本誌連載第一回は、けっこう衝撃的です。 菜緒や上原くん、まりなに阿部っちは大学3年生にな…

「カプチーノ」 吉住渉、集英社

同棲を決めたカップルが、別れるまでの軌跡を克明に描いた話である。 悩める主人公の心情が描かれているように思える。 一話ごとはなかなか面白い。 が、通しで読むと、「で、結局何だったのか?」となる。 吉住渉先生は、いったい何を描きたかったのか、私…

 実に2年ぶりに同人誌を購入した件(通算9冊)

中野ツアー 2007年5月21日の日記 [雑記] 中野ツアーの翌日の中野ツアー 2007年5月22日の日記 厚い本を読む私としては薄い本はあまり好きではない。 だが、「これは読まざるを得ない!」という衝動に駆られた。 ネットを徘徊しているとき偶然ある記事を見つけ…